小諸城・黒門

 

 コンクリート製の鳥居下の参道を歩いてくると『正眼院境内』でした。

 

 私、寺院参拝の場合、出来るだけ『石門』で一礼してから参拝します。

 

 出来るだけ………まぁ中には難しかった寺院も在りまして。(『北斗市・海岸寺』は石門が藪の中で辿り着けなかった。駐車場までは車で行けるから不便は無いんですけど)

 

 『佐久市・前山・貞祥寺』も『旧・洞源湖畔』の脇から石段と石畳を昇る歩く。

 

 思えば中学時代、朝練代わりに、学校から貞祥寺までランニング。参道の石段を『うさぎ跳び』で登り、完全に膝を痛めました。(オスグッド・シュラッター症)

 

 『桜木健一さん』主演ドラマ『柔道一直線』に感化され、兎に角『うさぎ跳び』と『アヒル歩き』 お陰で今でも『正座』と『和式トイレ』が使えません。

 

 『プロレス道場』(上京した時、近くに新日本プロレス野毛道場が在った)に見学に行った時も、正座が出来なくて怒られた。(正座出来たら練習生として入門してたかも)

 

 私の知る限り『石門』から『本堂』迄、遠いなぁと感じたお寺は『水上町・玉泉寺』(それでも500m程) 対して『神社』の場合『鳥居』から『本殿』迄一番遠いのは『富士山』を御神体とする『富士山本宮浅間神社』 なんせ『富士山山頂』に『奥宮』が在ります。

 

 『群馬・妙技神社』(急登坂165段)や『久能山東照宮』(1159段)も石段の数ではそうとうなモノ。他にも『讃岐・金毘羅宮』(785段・奥の院迄は1368段)や『新倉富士浅間神社』(398段)(何故か慰霊の為の五重塔が在る)も。でも日本一は何と云っても『釈迦院御坂遊歩道』は3333段!(寺院です)

 

 佐久(地方)にも『水落観音』は入り口(特に石門が無く駐車場から)から歩き始めて小一時間。こんな山の中によくも建築した。(と思いますけど昔は林道が開いていた)

 

 『佐久穂町・妙義神社』も『直登坂の急坂』を200段以上。昇り詰めて稜線沿いの石畳(こんな山の中まで誰が運んだ?)を進んでやっと参拝出来ます。

 

 『小諸・布引観音』も昔は舞台横から洞窟を潜り、山頂の展望台迄行けたんですけど、現在立ち入り禁止です。

 

 あっ『香坂・大閼伽流山小倉観音堂』もお勧めです。

 

 以上佐久の秘境巡りでした。

 

 

 この道路挟んだ手前には小諸市の優良企業『小林スプリング製作所』さんが在ります。

 

 石段の上の『黒門』が明治時代、『廃城令』により『小諸城』ら移築したもの。

 

 誰かが引き取り、移築しなければ壊されてしまう。

 

 『ぴんころ地蔵』横の『門』も『龍岡城五稜郭』の『通用門』を移築したものです。

 

 龍岡城を訪問の際、『ふれあい館』から『橋』を渡った石垣の間に在った『門』です。

 

 通常『城』には身分の高い人だけが通れる『表門』と、通常出入りする為の『通用門』が在ります。イザ戦になり『籠城』の際は、門の『前の橋』を落として侵入を阻止し守りに徹しました。でやっと辿り着いた『門』の周辺には『弓・鉄砲』の為の『狭間』が開けられていて、足止めを喰った敵を狙い撃ち。『〇〇城の戦い』で一番死傷者が出た場所が『門』周辺です。(だからってお化けが出るとかないです。念の為)

 

 『六道四生萬霊等』と彫られた石門。『輪廻転生』の考え方です。 

 

 

 お寺ですから『六地蔵(+1は何だ?)』この先『死者の世界』の注意喚起です。

 

 『輪廻転生』の考えから人が死んだ後、どの世界に生まれ変わるか決めるのは『閻魔大王』です。その時、指示された『六の世界』(天道・人間道・修羅堂・畜生道・餓鬼道・地獄道)まで道案内してくれるのが『六地蔵』とされています。

 

 『子連れ狼・拝一刀』が大五郎に向かって「これより我ら。修羅の道に入る」と云ったのは、人として生きていけない覚悟を伝えたのでしょう。

 

 『四生』とは生まれ出る形態が四種類ある事。『胎生・人間や哺乳類』『卵生・鳥類、爬虫類、魚類、カモノハシ?)』『湿生・湿気の在る処に発生するもの・昆虫や微生物・植物など』『化生・生命に関係ないもの・神様やお化けの類』

 

 死後、六つの世界に四つの産まれ方で現れる事を仏教では『輪廻転生=六道四生』と考えました。その様々な『霊』が此の境内に彷徨う(かも知れない)。

 

 もう一度姿勢を正してから一例を捧げます。(あっ決して怖い場所じゃ無いです。念の為)