水の神様・山の神様

 

 出発点の廃寺に戻ろうとして、途中から楽なコースを選んだのが悪かった。

 

 落差のある崖(と云っても3メートル程)に出てしまい、万が一足を滑らせたら事故だなと引き返そうとしたら落ち葉で滑って登れない。

 

 最悪3mなら飛び降りることも出来る(体重96kg下手すりゃ入院)だろうけど慎重論を選択し、枝に掴まり、枯葉を払いのけながら何とか崖を避ける事が出来ました。

 

 そこは神社から廃寺への途中でのどを潤した湧き水の上。

 

 そんな崖上に祀られていたのが

 

 『御嶽山大神』『八海山大神』『三笠山大神』の山岳信仰。

 

 

 そして

 

 

 水の神様として『大山祇神社』『金毘羅宮』も祀られていました。

 

 『祇園祭』の『祇』と書いて『ズミ』と読みます。

 

 山の中で生活している人(木こり・猟師)が飲用水として利用する湧き水などにも小さな祠が祀られていたりしますが、『沼・池』じゃない場合は大抵『大山祇神社』です。

 

 『池・沼』などが在り生活用水のみならず農業用水などにも欠かせない場所では『水神』として『弥都並能売神=ミズハノメノカミ』を祀っている所や、『竜神』『弁財天』などを祀る場合も在ります。

 

 最後冷や汗かきながらもバイク迄無事戻って来れました。

 

 山を歩いている時でも「何かおかしいぞ」と思ったら立ち止まる事。

 

 「何とかなるだろう」という根拠無い判断が一番危険です。

 

 特に「昔は山男だった」なんて自慢している高齢者(私を含めて)の、「アレ?こんな筈じゃなかった」が一番怖いですから。

 

 山では引き返す勇気! 電話は断る勇気! が必要ですね。