私、『城マニア』って程じゃ無いですけど日本国中のお城、結構行ってます。
北は『根室・チャシ』から南は『波照間・下田原城』迄。
『日本百名城』なんて言葉も有るみたいですけど「そんなの関係ねぇ」
行った先で『お城』と時間が在れば取り敢えず見て見よっかな。
まぁ大抵は見るだけなら只! 『天守閣・登城』や『場内有料』などお金がかかる場合も在りますけど維持管理の為と思えば致し方ない。
ある意味『石垣マニア』で、時代による『石の切り出し方』や『積み方』『規模』『鏡石』などの違いを見出しては写真に撮りまくってました。
『城』とは名ばかりの『砦』何かも好きで、人里離れた山の中にポツンと『石積み』が残ったりしていると、ついつい嬉しくなっちゃいます。(昨今はクマのお陰で山の中を独り歩き出来なくなってきたのが残念です)
ねっ。この石積みは「400年も前から此処に在ったんだろうなぁ」とか思いません?
高校生の頃『土方のアルバイト(差別用語じゃ無いよね?)』をしていて、森を切り開いて道路を造る=林道の現場で働いた事在ります。
『青写真』に従って先ず、『チェーンソー』で森林業者が木を切り倒し、測量技師が打った杭に沿って『パワーショベル』や『ブルドーザー』が土を掘り返していきます。
削り取られた崖に『地層』を見た時、『俺。太古の昔を見てるのかも知れない』って感動したのを覚えています。それから『遺跡』何かが好きになったのかな。
『岩木山』を背景に弘前の街並みを見下ろす『天守閣』
って『低っ‼』
あれこんなだったっけ? 何かの撮影用のセットかも。
本物でした。
直ぐ脇には丈夫な鉄骨が組まれた基礎が在り、土台と石垣を造り終えたら、この『天守閣』を『曳く』そうです。
『曳家工法』って凄いんです。
実は私、バイトで『曳家』も経験してます。
『道路拡張』や『耐震基礎工事』の為、今在る建物を壊して別の場所に立て直すより、建物を一旦別な場所位に移動させて、(発想が凄い)基礎を完成させ、その上に建築物を乗せる技術を『曳き家』と云います。
『佐久市・三光組』が得意とする技術で、『お寺の本堂』や『仁王門』など文化的に価値のある物を壊さず移動させてしまいます。
仕組みは『建物を補強する』 基礎から上の部分を強靭な柱や骨組みで補強します。
『一時置き場の基礎を造る』 建物を移動させる場所に今まであ在った基礎と同じ物を造ります。
『建物を持ち上げる』 補強された建物を『ジャッキアップ』(私がバイトした時は手動でした。渾身の力で各柱に取り付けたジャッキを巻き上げていきます。現在は油圧システム)
建物の下に『移動用レール』を設置します。(トロッコレール)
レールに『台車』を乗せ『ジャッキダウン』をしながら建物を台車に乗せます。
移動方向の端からワイヤーを伸ばし、『手動巻き上げ機』をでゆっくりゆっくりと引っ張って『臨時基礎』(又は移動先の基礎)まで移動させます。
ジャッキアップ&ダウンで基礎に着地。(お見事!)
『古い基礎』を作り直してから逆工程で新しい基礎の上に戻します。
今ある『弘前城』は、『仮置き』の場所。
基礎の耐震工事が完了したら元あった場所に収まる筈です。
『滋賀県・彦根城』の『彦根にゃん』ライバル発見。
今回の旅行。『五所川原立佞武多館』『鶴の舞橋』『弘前城』と三つも改修工事中でした。まぁ考えようによっては次回の再訪が楽しみって事ですけど。
明日は『秋田市』の予定でしたが、町中に在る『千秋公園』で熊の目撃騒ぎが報道されています。
やめとこうかな。
