神社と星は結構繋がりが在るみたいで、『京都・晴明神社』は『陰陽師・安倍晴明』に纏わる神社で『五芒星』が描かれています。
因みに『六芒星』は『ダビデの星』と呼ばれ、第二次大戦中『ユダヤ人』はこのマークを身に付ける事を強制されていました。『イスラエル国旗』の中心に描かれているのも『ダビデの星』です。
偶々グーグルマップを観ていて見つけた『大星神社』 どんな謎が隠されているやらとバイクに跨り出発です。
 
    
草越豊昇佐久線から少し入ると広場が在り、鳥居が見えました。
この広場は駐車場として利用されていましたが、以前は子供らが草野球でもしていたような感じの場所です。
 
    
生活道路を横切って石段を上ります。
欅の幹の太さから推察するに、100年や200年は経って居る筈。
 
    
仕切り戸は現代風にサッシです。勿論施錠されています。
お賽銭を取り出して参拝。
するとヒラヒラと飛ぶ『蝶』を発見。
えっ。九月に『アサギマダラ』が飛んでいる?
『アサギマダラ』は南方の島(沖縄・台湾)などで孵化し、海の上を長野県くんだりまで飛来して来て夏を越します。交尾を終えると又南方の島まで飛んで行き、其処で産卵して生涯を終えます。春になると卵が孵化し又海上を遠路はるばる飛んできます。
毎年、春に北上、秋に南下する渡り鳥ならぬ『渡り蝶』です。
信州では『クララ』や『フジバカマ』の蜜を求め飛来するそうですが、どうやって海の上を数千キロも飛べるのだろう? どうやって花のありかを探すのか? 不思議と共に神秘的な蝶です。
九月の上旬、小諸の飛来地を訪れた時は暑過ぎたのか一羽も蝶を見掛けませんでした。
バイクに戻ると駐車場に車が入って来て降りた女性が『信州御代田クラインガルテン』の方へ歩いて行きました。
この建物は何だろうと訪ねてみると『田舎暮らし体験型リゾート』ですと。
つまり『移住』前段階で『田舎暮らしを体験』する為の公共不動産斡旋所みたいな感じ?
最長一年契約で『庭・畑付き一戸建て』を格安で借りる事が出来、現在空き待ちの盛況だそうです。
夏の信州は暮らしやすくても、永住となると冬の厳しさも体験しないとね。
でその方から『アサギマダラ』の飛来する『フジバカマ群生地』が在ると伺いました。
やっぱりさっきのは『アサギマダラ』だったんだ。とくれば行くっきゃない!
次回、『アサギマダラの巻』
