長楽寺

 

 『群馬県・下仁田町・本宿』に在るお寺です。

 

 『川越街道(国道254)』と『姫街道・通称  紅葉街道(県道43号線)』の分岐地点の『本宿』は歴史の古い街で、尚且つ『鉄道路線』から離れている為、昔の面影を残しています。

 

 此処に在るお菓子屋さんに寄ってみたいのですが店休日が同じらしく、何時行っても閉まっています。(閉業では無いらしいので何時かは行ってみたいなぁ)

 

 『本宿』から『美和峠』へと続く街道沿いに古い歴史の神社仏閣を観る事が出来ます。

 

 

 『曹洞宗・弘誓山・長楽寺』 石柱の文字が全部読めないのは私の力量不足です。

 

 『絶倫』って宗教用語だったのね。

 

 

 『手水』の手前に不凍栓が付いており、捻ると水が出ました。

 

 水道で或る以上、24時間出しっぱなしにするのもどうかと思われるので、このシステム有難いです。

 

 手と口を清め、ついでに空のペットボトルも一杯にしまして。

 

 

 建立は『1192年(いいくに)造ろう鎌倉幕府』の1192年。

 

 御本尊は『釈迦如来坐像』 詳しくは写真をピッチアウトして読んで下さい。

 

 

 お寺の『総門』から歩くと、一直線に『本堂』まで結んでいる『参道』って少ないんです。(ってか皆無?) 

 

 必ず『升形』が在ったり、折れ曲がっていたり。高低差を利用して石段を造ったりしています。

 

 此れは『門外(俗世間)』から直に『御本尊(天界)』が見えない様にしている為だとか。(諸説あります)

 

 現代の様に本堂近くの駐車場まで車で乗り付け、すぐに『本堂』で参拝と違って、娯楽の少なかった昔は歩いて寺まで辿り着き、参拝(拝観)する期待感を高揚させる為に敢えて視線をずらしたそうです。

 

 真っ先に本堂にて参拝。扉は………閉まっています。(そりゃ昨今の防犯事情じゃ仕方ないか)

 

 

 境内を散策すると『水子地蔵尊』でしょうか。

 

 

 赤い鐘楼塔。時計の復仇する以前は此の鐘が庶民に時を告げていたのでしょう。

 

 『落語・時蕎麦』なんかは、江戸時代の時刻概念を理解していないと面白くも何ともない。

 

 江戸時代、時間を告げるのは『寺院』の勤めでした。

 

 『線香』の燃え方で時間を計り、鐘をついて回数で時刻を告知していました。仮に線香が途中で消えてしまっも、隣の寺が鳴らす鐘の音を聞いてから突いても何の問題も無し。

 

 その鐘ですが午前零時・昼の零時に九回鳴らします。

 

 江戸時代は『一時≒二時間』ですので、一時分の線香が燃えたら(2時間経過したら)鐘を八回鳴らします。およそ2時過ぎ、食べる間食の事を『おやつ』と云いました。

 

 又『一時』経過で『ななつ』 ♪ お江戸日本橋 七つ立ち と歌われた 『七つ=午前四時』過ぎの事です。

 

 次いで『六つ』 『明け六つ 暮れ六つ』とも云われる午前・午後6時頃。

 

 午前・午後8時。時代劇でおかみさんが亭主に向かって「何時まで寝てんだい早く仕事に行きな。もう五つだよ」なんてセリフの『五つ』

 

 『四つ』が午前・午後10時過ぎ。そして一時経つと又『九つ』になります。

 

 『時蕎麦』は『蕎麦代=16文』を支払おうとする客が店主と共に銭を 「ひぃ(一文)・ふぅ(二文)・みぃ」と数えていき、「やぁ」を過ぎた処で突然「今何時だい?」と店主に問いかけます。『九つ』の鐘をきいた後だったので「へい、九つで」と答えた店主の言葉を受け 「とお・じゅういち」………最後の十六文を数えるまでに一文誤魔化すという件を傍で見ていた少し間抜けな男。翌日真似をしてそばを食べ支払いの段になり 「ひぃ・ふぅ・………なな・やぁ」そこで突然「今何時だい」と問いかけると、寺の鐘が『四つ』を打ったばかりだったので「へい、よっつで」 釣られて男が 「いつ・むう………」余計に支払する羽目になるというお笑いです。

 

 そりゃ時代背景が解からなきゃ廃れるわな。

 

 しかも江戸時代、無理やり昼を六分割して一時、夜を六分割して一時を造ったから、『冬至・夏至』と『春分・秋分』では『一時の長さ』が最大誤差50分も在ったそうです。

 

 

 高低差を利用した境内には『経堂』や『閻魔堂』なども在り、裏山は霊園になっています。

 

 このお寺の『山号=弘誓』を見て、新たに発足した『高市内閣』に大いに期待したいです。

 

 組閣の顔ぶれを見ると、やはり派閥の影響がゼロとは云えないのかも。

 

 今まで『高市早苗』さんの足を引っ張ってきた政治家に対し、悪しき習慣の改革を宣誓した『高市総理大臣』にエールを送ります。

 

 『日本をもう一度洗濯申し候』 私の大好きな『坂本龍馬』さんが姉にあてた手紙の一文です。

 

 『もう一度日本を洗濯申し候』 私の大好きな『高市さなえ総理大臣』の言葉です。

 

 悪代官どもめ、首を洗って待って居ろ。媚中の元外〇大臣やら、癒着・裏金の『〇〇党』人の上げ足取りや印象操作ばかりのオールドメディア。

 

 昨年の米値上げなんて世が世なら『一揆』に発展してもおかしくない。

 

 日本国民を余りにも馬鹿にしてきた『税金搾取側』や癒着で私腹を肥やして来たヤツ。

 

 TV出演料を稼ぐ為に下らない持論を繰り広げるコメンテーター。

 

 其れこそ『年貢の納め時』だぜ。 いや税金返せ!