川上駅

 

 正式には『JR小海線・信濃川上駅』 『川上村』に在る駅だから川上駅で良いんですが、何故に『信濃』 

 

 其れじゃ『信濃川』のイメージになっちゃわない? 長野県民断固として『千曲川』と呼びたい。

 

 『信濃の国の川上村の駅』って事だから仕方ないのかな。

 

 標高日本一のお隣『野辺山駅』から大きくカーブしながら傾斜を下ると『川上駅』です。

 

 駅から更に東へと10数キロも畑の中に民家が点在しており、公共機関が在るものの実質自家用車が無ければ生活出来ません。

 

 まぁこの辺り、『高原野菜』の特産地でブランド化しており、農家さんの乗る『高級車』をチラホラ見掛ける事も在ります。

 

 昔、知り合いが『ポルシェ買った』って言ったからわざわざ観に行った事在りました。

 

 畑の中にド~ンと居座る『トラクター』なんとエンブレムが『ポルシェ』

 

 他にも『ジョンディア(アメリカ)』や『ベンツ(ドイツ)』や『ランボルギーニ(イタリア)』の『トラクター』もあるとか。(写真撮っときゃよかったな)

 

 『トラック』などでも海外からの輸入『大型トラック』や『トレーラーヘッド』を見掛けます。

 

 『ベンツ』『ボルボ』『サーブ』など、名前やエンブレムを見れば誰もが知る高級自動車会社で造られたそれらは何と『国産大型トラック』と金額的には大差が無いんだとか。

 

 但し、イザ『故障』の時に対応してくれる修理工場が限られてしまったり、部品の入手までに時間がかかるのが難点だそうです。

 

 その点、『IS〇ZU』や『HI〇O』『FU〇O』など国産大手トラック会社は、修理工場が日本各地に在るから安心だとか。

 

 

 夏真っ盛りの午後、駅には人影無し。それでも『切符売り場』兼『観光案内所』に委託でしょうか女性が一人ポツンと。(暇って結構大変なんですよね)

 

 

 時刻表を確認したら、10分程で『上り・小淵沢行き』の機関車がやって来そう。

 

 どうせなら待ってますか。

 

 

 駅の入り口角に何故か『二宮金次郎像』が。 

 

 『ながら歩き禁止』の昨今、丸太に腰を下ろして読書している二宮金次郎が要るそうです。(観た事無いですけど)どうせなら背中の背負子降ろしたら?

 

 

 民間簡易委託駅の為、改札も無く駅の構内へ。(駅構内入場料はどうなってんだろう?)

 

 ホームに人影発見。待合室より涼風の吹き抜ける日陰のベンチの方が気持ち良いもんね。

 

 

 『トラック物流』が盛んになる前、『高原野菜』を積み込む為の引き込み線が残っています。

 

 今は草生したホームに横付けして貨車に積み込んだのでしょう。

 

 日の当たらない夜通し走って東京の青果市場に運ばれたとか。

 

 『保冷トラック』のお陰で沿線住民も安眠できるし、新鮮な野菜を供給できる。

 

 将来は『ドローン』が運ぶようになるのかな。