ではでは鐘楼を潜りまして本堂へ。

本堂の扉は施錠。でも畳の表替えでもしているのでしょうか、作業服を着た方が出入り口で何やら作業しています。
かと言って上がり込む訳にもいかないので賽銭と合掌。御本尊は諦めます。

本堂は回廊の無いシンプルな造りで、左右に石像が並んでいます。(この右手に通用口が在り、上がれば御本尊が拝めそうなんですけどネ)

本堂の脇には簡単な『歴史年鑑』が記されています。(聖徳太子の次が『海岸寺創建』ですから)
いやそれにしても沢山の石仏が並んでいるなぁ。

石仏の一つ。蝉が脱皮していました。画像検索では『ミンミンゼミ』かな。
石仏の台座の下には玉石が敷かれており、『蝉のド根性』には脱帽です。
羽が乾いたら自由に飛び回って、大きく鳴いて(ホントは鳴いてんじゃ無いんですけどね)素敵な恋をしてね。でも鳴くのは♂だけらしいんですけど。

100体もの石像が建ち並ぶ本堂の横から更に一段上へと石段が見えます。

何だろう何も書かれていなし………?
観音堂ですかね。

中を覗こうとして。
国蝶の『オオムラサキ』ですね。
御堂の中を覗いてみたけど暗くて良く解らない。ご存じの方情報提供願います。

素晴らしい彫刻。(と見苦しい千社札)

1666年に再興された御堂です。何となく大陸風の彫刻に見えなくも無い。
にしても緻密です。

象嵌でしょうか。目に力が在ります。

『ネバーエンディングストーリー』の『ファルコン』見つけ。(不謹慎でした)

『鰐口』の裏に隠れて『稲穂』でしょうか。さぞや名工の手による技に違いない。
『観音堂?』にしてこの凝りようです。『海岸寺』恐るべし。
まだまだ続きます。