『某少年探偵』の映画大ヒットのお陰で、何時行っても人で溢れかえっちゃっているから暫く敬遠していました。
平日の朝ならどうだと勇んで出かけると。

『野辺山駅』は高校時代の同級生が通学で利用していた駅で、駅まで自転車で20分。
小海線のディーゼル機関車に揺られる事一時間チョイ。歩いて学校まで30分と片道2時間、往復4時間(+待ち時間)を3年間。今みたいにスマホも無い時代。必然教科書を広げていたそうですから勉強は出来たなぁ。
通常授業ならば十分間に合うそうですが、『クラスマッチ』や『学芸祭』『修学旅行』等で集合時間が早かったり、解散が遅かったりすると親が車で送り迎えしたり(車で片道1時間以上)、仲の良い友達の家やホテルに泊ったそうです。(アパートを借りてた人も居ました。勿論溜り場でしたけど)
冬場などに始発に乗る為には『星空の下』、雪道を歩いたそうです。
「今朝は流れ星が綺麗だったよ~」なんて笑って云ってました。
まだコンビニなど無かった時代。親は朝早くから『食事&弁当』を作ってくれたから感謝しかないとも云っていました。

日本最高地点の駅です。1345.67mは『野辺山駅には荷(2)が無いと』誰かが教えてくれました。

観光客が増えたお陰で『レンタサイクル』なども在ります。
一時はキオスクも無く、駅前のお土産売り場でパンを買った記憶が在ります。

無人駅では無いのですが経営は『南牧村』が委託されています。
その為窓口が開くのが朝8:00~17:00(正確な時間は要確認)、それ以外の対応は『suica』に成ります。


駅舎の一角に体験コーナーが在りました。


写真家の『塚本和也』さんの愛した『八ヶ岳』 多分『獅子岩』からの撮影でしょう。
『南牧村民俗資料館』に特設コーナーが在るそうです。

駅舎の在る側は『一番線下りホーム』『小諸・佐久平方面行』へ行く方は此方から乗車です。

隣は『山梨県・清里駅』 小海線の長野県最南端駅に成ります。

2番線は登り方面。『清里・小淵沢』へ行く方はこの構内踏切りを割ったらなければなりません。そして車両が散数いたら遮断機が下りて通行止め。でも完全に車両が停止したら駅員さんが誘導してくれるそうですけど。
編成によっては2両の場合も在りますが、基本乗降ドアの開閉は手動(押しボタン式)です。此れは真冬の寒い時期、温かい社内の空気を逃がさない為。
降りる人はボタンを開けてドアを開け、車内の人の為にドアを閉めて行くそうです。(此れが気遣い) 中には我関せずの人も居るらしいですが。
朝8:00を過ぎた頃。実は待合室には人がワンサカ。(写り込まない様に撮影しています)
そうか世間は『夏休み』 映画の『聖地巡礼』を含めて『天文台行き』or『平沢峠』行きのバスを待っているのか。
混雑する前に次 行こ。