オオムラサキとアサギマダラ

 

 瓶入りの『海苔佃煮』に似たようなの在った気が………

 

 『日本の国蝶』が『オオムラサキ』です。

 

 オスの羽の『紫色』は何とも言えない美しさ。

 

 そんな蝶が『小諸市・糠地』で見られます。

 

 

 ん?『アサギマダラ』の絵。

 

 

 『オオムラサキの里』へ下りて行くと『アサギマダラ』の看板が立っていました。

 

 『蝶の楽園じゃん』

 

 そういえば入り口付近に『クララ』が生えていたなぁ。

 

 『ハイジとペーター』の友達の車椅子の少女じゃ在りません。

 

 『アサギマダラ』が好んで吸う花の蜜が『クララ』や『フジバカマ』だそうで、長野県では各地に自生しています。

 

 『アサギマダラ』はとても面白い特性を持って居り、幼虫が生まれるのは『台湾』や『中国南部』から『ヒマラヤ付近』までの広範囲で卵から幼虫に孵ります。

 

 『アサギマダラの幼虫』は毒性を持つ『ガガイモ科』の『イケマ』や『鬼女蘭・キジョラン』の葉っぱを食べ、その毒性を体内に蓄え『天敵』から身を護ります。

 

 成虫になると『クララ』や『フジバカマ』の蜜を求め、日本迄の最大2000㌔もの飛行を行います。 偏西風に乗れば可能? 秋になると今度は産卵地の『台湾』などに向かい2000㌔の飛行をするんですよ! 

 

 晴れの日ばかりじゃないでしょう。雨に打たれれば海の上では身を隠す場所も無し。

 

 世界的にも研究が進められており、捕獲した蝶に個体番号を記入し捕獲場所のデータや発見地のデータなどが共有されるそうです。

 

 『保護蝶』として捕獲禁止です。刑罰の対象になります。

 

 

 飛んでいる時は羽の模様が確認し易いのですが止まっている時は羽を閉じる場合が多いから綺麗な写真にするのが難しいです。

 

 

 『オオムラサキ』 お腹側から撮ってもねぇ。

 

 

 もうちょっと背景の良い処に止まってくれないかなぁ。

 

 

 この蝶は何ていうんだろう?

 

 

 結局『アサギマダラ』は発見できませんでした。

 

 まぁ『オオムラサキの里』ですから。

 

 短い夏の間に相手を見つけ交尾をして旅立ち迄。 栄養をたっぷり貯え、ゆっくり休んでってね。(って私の土地じゃ無いですけど)