『佐久市立・中佐都小学校』のすぐ北側にも盛り上がった場所が在ります。
人工的に盛り土された『古墳』などでは無く、『浅間山』の火山活動で飛んできた溶岩石の塊りです。
『中佐都』近辺には大きな溶岩石が田圃中にゴロンと鎮座しており、御神体としてお祀りしている処が多々見られます。(『赤岩弁財天』は大きな岩の上に社が建っています。)
googlemapで『中佐都小学校』の北側に『忠魂碑』の文字を見つけましたが、中々立ち寄る機会が在りませんでしたが、今回は中佐都散策でしたので。
基本天気が良ければバイクで出かけます。(駐車場に困らない)
でも小学校の授業中だろうから、邪魔にならない様にして………
『忠魂碑』前の空き地にバイクを停め、ヘルメットや手袋を外している時チャイムが鳴りました。授業が終わったのかな。
すると生徒が大勢昇降口から出てきて、バイクを停めた脇を駆け抜けていきました。
その数40人以上。低学年の子も居れば5.6年生、男女半々。挨拶をする子も居れば知らん顔して駆けてく子も(シャイなんだから)
中佐都小学校の生徒数とか解からないですが、元気のいい子と云う印象でした。

此の反対側、目と鼻の先は小学校の裏口です。

『忠霊碑』と書かれていますが説明など在りませんでした。大戦で出兵し帰らぬ人を慰霊する為の碑でしょうか。一礼を捧げ石段を昇ります。

裏側にも何も彫られていません。
先程の子供は何処に行ったんだろう? と先に進むと

(山の)奥の方から子供の声が聞こえてきます。

『鬼ごっこ』(追いかけっこ)している子も居れば『カブトムシ』や『クワガタ』を捕まえている子もいます。

高学年らしい子に「何してるの?」と聞いてみると「校庭は日陰が無いから此処で遊んでるの」ですと。成程、学校公認の暑さ対策ですな。
暫くしてチャイムが鳴ると皆一目散に学校に走って行きました。(中には渋々歩いている子も居ましたけど) イヤ、始業チャイムが鳴ってるんだから全員遅刻じゃん。
それも含めて『中佐都小学校』恐るべし。

子供が居なくなり静かになった『山の中』(ホンの丘です)を散策。
ベンチなども置かれていて子供の格好の遊び場です。
思い出して見れば授業の合間の休憩時間(ホントは準備時間)、例え5分でも校庭や体育館で走り回って遊んでた気がする。ホント子供は疲れ知らずなんだから。
子供の頃、人目に付かない場所を選んで造った『秘密基地』 千曲川河畔の藪の中に拾った板やトタンを集めて造りました。
多分愛読していた『15少年漂流記』や『トムソーヤの冒険』なんかがベースに在ったのかも知れません。
屋根替わりのトタンは在っても雨が降ればずぶ濡れだし、夏は『やぶ蚊』に刺され放題。家からマンガを持ち寄ったり、駄菓子屋で買ってきたお菓子を食べるだけの場所でした。簡単に造れたから壊れるのもあっけなかったですけど子供って飽きるのも早いから。
多分大雨で流されちゃったかな。でも思い出は流れてないですから。
『中佐都小学校』の子供達。大きくなっても覚えてるんだろうな。
『カッテ岩』の事。