佐久平駅にも近い『塚原地区』に白い立像が見えました。
そりゃ行きますとも。確かめに。

『曹洞宗・燃燈寺』さんの所有する『霊園』に在り東を向いて立っています。
仏像の向きには意味が在ります。
東を向いているのは『阿弥陀如来』、左脇に『観音菩薩』(子年生まれの守護・北を表す) 右脇に『勢至菩薩』(午年の守護・南)を従える場合が多いです。(多々例外在り)
西を向いているのが『薬師如来』 左脇に『日光菩薩』(昼間を表す) 右脇に『月光菩薩』(夜を表す)を従えています。
北を向いているのが『釈迦如来』『文殊菩薩』『普賢菩薩』(?)を従えています。
南を向いているのが『弥勒菩薩』釈迦入滅後の56億7千万年後(未来)に悟りを開き『仏陀』になる事が約束されています。(もう少し早く悟ってくれないかな)
でも『高崎・白衣観音』は西を向いていますし『韮崎・平和観音』は南向き。
『鎌倉大仏』こと『阿弥陀如来坐像』は南向き………
『別所・北向観音』は北を向いた『観音菩薩』
何か良く解らなくなってきましたのでこの辺までにしときます。
結局この『燃燈寺』さんの像は何だろう?
頭部は『螺髪&肉髻(にっけい・段差のある盛り上がり)』 衣装は質素な衣を巻き付けただけで装飾品は一切無し。左手に『薬壺』を持っていますので『薬師如来』ではなかろうかと。(薬師の杜って書いてあったじゃん)

今まで近くを走らなかったから気が付かなかったのかな。
因みに管理は (株)吉祥さん。料金などはホームページ検索どうぞ。

曹洞宗のお寺です。『禅寺』と在りますから禅堂を兼ねた本堂でしょうか。
残念ながら扉は施錠です。窓から覗くも良く見えません。
庫裏は在りませんので『通い』の和尚さんがいるのかな。(寺に住んでいれば住職)
霊園をお探しの方参考まで。