軍医・小池勇助中佐

 

 第二次大戦終戦直前の『沖縄』は米軍の猛攻撃を受け、悲惨な状況に置かれました。

 

 『佐久市・中込』出身の『小池勇助中佐』は、野戦病院の担当医師として沖縄の女学生で組織された『藤学徒隊』を率いて『ガマ=洞窟』にて負傷兵の手当てに追われていました。アメリカ軍の猛攻により多くの隊は絶滅、若しくは自決に追い込まれてしまいます。『藤学徒隊』も、捕虜になるよりは自決するしかない処迄追い込まれました。しかし『小池勇助中佐』は「決して自害する事無く逃げ延び、この悲惨な状況を後世に伝えて欲しい」と告げ、闇に紛れての逃亡を手助けします。しかし『日本陸軍』の考えに背いた責任を取り『小池勇助中佐』は一人だけ自害します。

 

 詳しくは『小池勇助中佐と藤学徒隊』を参照。

 

 

 『小池勇助中佐』のお墓が『曹洞宗・大圓山・四明林・本學寺』の境内に在ります。

 

 普通お寺には『宗派・山号・寺院名』と続きますが、『四明林………』案内を読んで納得。

 

 『四大心理を明らめる学舎』と在ります。学舎と在りますので僧侶が学び舎とする所であり、『寺子屋』として子供などに教育をした場所なのでしょうか。

 

 

 あくまで個人の墓所ですので合掌して写真を撮らせて頂きます。

 

 ん?よく見ると名前が違う………間違えたか。

 

 

 そして此方が『出世地蔵』 門前を流れる川では子供が川遊びなどしたのですが、このお地蔵さんが建立されると以降は流される事故も無くなったそうです。

 

 『よく遊びよく学べ』の子供はすくすくと育ち『出世』下かは本人次第ですけど。

 

 更に『時宗・紫雲山・来迎院・金臺寺』(家から本堂の大屋根が見える寺院です)

 

 『金臺寺』は現代漢字の『金台寺』と表記されます。

 

 此方の本堂の脇に『地蔵堂』が在ります。鎮座するお地蔵様は『日限り地蔵尊』が在ります。

 

 『〇月✕日は大事な試験の日ですので上手くいきます様に』とか『〇月✕日は娘の結婚式ですのでお婆ちゃんの体調が良くなり式に参加できます様に』とかのように『此の日限りは………』と日を限ってお願いするお地蔵様です。

 

 この『三つのお地蔵様=ぴんころ地蔵・出世地蔵・日限り地蔵』をお詣りすれば願いが叶う事間違いなし!(宝くじが当たります様になんて欲張らなければですけどネ)

 

 

 で最後は『人形工房・〇ンキュー』さん駐車場に並ぶ『七福神』

 

 此方も参拝してみてください。

 

 因みに『人形工房・〇ンキュー』さんの店舗入り口にもお地蔵様が在りますので探してみてね。