簡易郵便局前の駐車場と『医王寺』の間に鳥居が在ります。
何時もは通過ポイントなので横目でチラ見するだけで通り過ぎてしまいますが、今回は『海尻宿散策』ですので。
『佐久甲州街道』は『信州東部』と『甲州』を結ぶ主要街道の一つで、『善光寺詣で』や『物流街道』として重要な役割を果たしました。
現在国道141号線が通っていますが、『海尻諏訪神社』の鳥居が国道脇に建っているので通った人は見ている筈。
でも『佐久甲州街道』は現国道から一本東側を通っていますので『鳥居』だけ移築したのかも知れません。

向かって右が『海尻諏訪神社』幟立ても見えます。でも左の建物なんだ?

『扁額』には『祖霊社』と書かれており、お地蔵様や建物裏手には墓石なども見えます。
調べてみようと思ったら『扁額』の後ろに大きな『スズメバチの巣』を発見。
私ゃ『蛇』や『熊』より『スズメバチ』が大っ嫌い!(刺されてアナフィラキシー持ってます) 兎に角見つけたら近づかないに限ります。

石柱に『第六區・郷社・諏訪神社』と彫られています。 『六區』って何だ?
石造りの鳥居、『笠木』の部分をよく見ると中央部分に継ぎ目が見えます。
左右の柱を貫く『貫』の上にある『額束』が『笠木』を支えている構図です。
直ぐ傍らを砂利満載の大型ダンプなどが頻繁に行き交う場所に建っています。基礎や地盤がかなりしっかりしているんでしょう。(たまに地震などで、崩れちゃってる石鳥居を見掛けます)

先ず拝殿にて参拝。その右手には


『稲荷社』が奉られています。商売繁盛を祈願しまして。

鳥居を潜ってすぐの左手に此の社が建っているのですが何も書かれていない。

脇屏風にも見事な彫刻が施されています。
何だろ気になるなぁ。ご存じの方一報お待ちしています。