『光前寺』の境内に『早太郎のお墓』が在ります。
そりゃ『ペット専用霊園』や『ペット専用火葬場』まで在る現代ならさほど驚きませんが、建てられたのが鎌倉時代(?)と記されているそうですが、正確な年号は解らないそうです。
『光前寺』 正式には『天台宗(別格本山)・寶積山(ほうしゃくさん)・光前寺』
『別格本山』とは総本山に次ぐ『特別な地位・格式』を与えられている寺院に付けられます。
話が飛びますが、 『長野・善光寺』は宗派にとらわれない無宗派の寺院で在りながら、住職を『天台宗・大勧進貫主』と『浄土宗・大本願上人』の二人が努めます。
『山号』の『定額山・じょうがくさん』を用いる寺院は他になく『単独寺院』です。
『甲府』や『飯田』に在る『〇〇善光寺』は、戦国時代に戦利品として持ち帰った『一光三尊阿弥陀如来』を安置する為に建造されたとされています。(信長や信玄ですね)
この『御本尊』は『絶対秘仏』で誰も観た事がない筈なのに、コピーの『前立て本尊』が造られ御開帳されます。観た事無いのにどうやってマネしたんでしょう?
善光寺に参拝の際は拝観料を払って『本堂内陣』と『御戒壇巡り』は絶対にして下さい。
特に『御本尊』が収められているとされる『瑠璃壇』の厨子に一番近づける『御戒壇巡り』 では、『瑠璃壇』の入り口に在る『錠』に触れる事が出来ます。
更に七年に一度の『御開帳』の時は『龍幕』の緞帳が開けられ『御本尊(コピー)を拝む事が出来ます。(長野びんずるでも公開したかな?)
鎌倉時代に造られたコピーとはいえ、一目見るだけで感涙モノです。(撮影禁止)
で『早太郎のお墓』
私はどちらかと言えば『猫派』ですので、特に『犬』に思い入れは無いのですがそれでも『光前寺』に来たのですから参拝。
で写真を撮影した筈ですが何故かデータが飛んでる………(早太郎のお墓だけ)

右から二番目の像を見て『家康しがむ』を思い浮かべました。
左の『首なし地蔵』は『廃仏毀釈令』により壊されました。
変な『法令』であっても従わなければ『違法=犯罪者』ですから。

苔むした石垣に時代を見て取れます。
『青森・恐山』に霊場を開いた『慈覚大師円仁』の弟子『本聖上人』が貞観2年(860)に建てたとされる『光前寺』
『武田信玄』『羽柴秀吉』など権力者から絶大な支持を受け、特に『徳川家』からは大名格の待遇を与えられたそうです。
『パワースポット』間違いなしの『光前寺』 ほら行きたくなったでしょ。