くらすわの森

 

 駒ヶ根を訪れた際、時間が空いたので前から気になっていた『養命酒』の工場を訪れました。

 

 駐車場入り口に大きく『くらすわの森』と書かれています。

 

 九州に住む知人が確か『くらす』=『やっつけるの意味』だと云っていたような?

 

 駐車場入り口に居たガードマンさんに「くらすわの森とはどんな意味があるんですか」と尋ねると「暮らしと和から造られた造語で、観光施設が完成した時に名付けました」と丁寧に返事を頂きました。更に『くらすわの森』と書かれた入り口にカメラを向けようとすると、ガードマンさんはそっと離れて身を隠し、撮影が終わるとまたもとの位置へ。お主出来るな。

 

 

 晴れていればこの辺りから『南駒ケ岳(昔は木曽駒って言ってたのに)』や『越百山・こすも山』が見える筈………まぁ私ゃ曇り男ですから。(滅多に雨は無い。てか雨の予報なら出かけない) 前回も駒ケ岳ロープウェイに乗ろうとしたが、ガスに巻かれて視界悪そうなので中止。晴れなきゃ意味ないもん。

 

 

 流石に昨年10月に完成しただけ在って、どこもかしこも真新しい感じ。

 

 元々は『養命酒製造工場』だった広大な場所に『観光施設&フードショップ』を併設し、森の中を丸いリング状の『全天候型歩道』で繋いだもの。

 

 『大阪万博のリング』に意味が在るのか私には不明だが、此処のリングは『冷暖房完備のフラットな床』、各ショッピングサイト『ジェラート・ベーカリー・カフェ・ミート・マルシェ』等々が大きなリング状通路で繋がっており、暑い日でも寒い日でも雨が降っていても快適に森の中を散策気分で歩けます。

 

 とその前に先ずは工場見学。

 

 駐車場からすぐの建物で二階に上がると『原材料』の生薬の説明から始まり『抽出』『熟成』『瓶詰め』などの工程を廊下を歩きながら見学できる仕組みです。

 

 大抵は一番最後にお土産売り場が在ってお金を使う様に出来てますけど。

 

 ハイ。私も見事に購入者です。

 

 

 工場見学の入り口。脇にはエレベーターが在り、車椅子にも対応しています。

 

 

 階段を昇って工場見学スタート。勿論エレベーター在り。

 

 

 等高線から推察するに『南駒ケ岳』かな

 

 

 製造方法まで公開。マネはしないけど。

 

 

 『生薬』となる薬草等の説明。

 

 

 使用する部位は『葉っぱ』や『根っこ』だったり『樹皮』や『木の実』だったり。

 

 

 途中の工場内は撮影禁止も在りますのでご注意。

 

 人が写ってないから人気が無い?のではなく、人が写り込まないようにアングルを考えています。ホントは周囲に結構人が居ました。

 

 『養命酒』の試飲も出来ますが車………そうかだからお土産に買っちゃうんだ。

 

 でこの後お土産の瓶をぶら下げながらリングへ。次回です。