お寺の名前に『信定』と付いていますから『和田城主・大井信定』の菩提寺でしょうか。
権力者が亡くなると、そのお墓と位牌を護る為にお寺が建立されたりします。
『大井信定』のお墓は『故・羽田孜総理大臣』の実家近くの『若宮八幡宮』の敷地内に在りますが、恐らく亡骸を埋葬した場所でしょう。
戦火が去って改めて菩提寺にお墓を造り位牌を収めたと思われるのが『信定寺』(だと思います)

変なアングルでしょう。(普通は正面から撮る筈)
入り口は『鐘楼門』になっていて中々見応えあるのですが、ナント車が停まってやんの。

お宝が沢山あるみたい。

『鐘』の真下には音響の為に穴が開けられています。
『撞木・しゅもく』で突いた『鐘』は接した空気が振動し音が広がります。其の時『鐘』の外側から振動する空気より、鐘の内部から振動する空位の方がより共振する為、遠くまで音が届きます。山の上に在る山寺の『鐘』など、穴の開いた下の地面に傾斜面を造り、音を反射させてさらに遠方まで届かせる工夫がされています。
此処の場合、車が反射の役目? なワケ無いな。

階段が良い雰囲気。昇って『鐘』まで行きたいけど、許可を貰ってからね。

悲しいかな。こんな処まで戦争の爪痕が。
その少しユーモラスな『鐘楼門』が

確かに一階部分が華奢な造りです。
って車のナンバーが写っちゃうから………