秋田駅に近いのが『久保田城跡=千秋公園』 徳川幕府により『常陸』より国替えになった『佐竹氏』が城主となりました。
でもう一つが『秋田城』 築城されたのが『天平5年(733)』ですので時代が違いますね。(詳しくはWikipediaで確認願います)


雨に濡れる坂道を登ると『城門』到着。建築物でお城らしき物は此処だけ。
元から天守閣の無かったお城で、平和な徳川時代には此れで充分だったのかも知れません。

お城を散策していると鳥居が在りました。
『八幡秋田神社』 本丸跡に建立されています。

諸代の城主を神格化して祀っています。

『おみくじ』の納め場所に『笠のミニチュア』が。

なるほど『運が開く』ですか。色々と考えますね。
私『おみくじ』の類は一切しません。だって『凶』とか引いたら嫌じゃん。

先ずは参拝です。
可能な限り『神社仏閣』では参拝させて戴きます。(或る意味節操無いかも)


『御柳龍神』 摂社として竜神様が参道脇に在りました。
竜神様ですから『水』に関わるのかな。参拝。
何時もは通常の財布の他に参拝用の小銭入れ(中身は1円、5円)を持っているのですが、荷物を駅のコインロッカーに預けちゃった。手元には10円玉が数枚かぁ。

『八幡秋田神社』の隣に又鳥居が在り『正一位與次郎稲荷神社』(変換大変)と書かれています。
そりゃググりますよ。『與次郎・よじろう』って人名ですよね?
初代藩主『佐竹義宜』氏が『窪田・神明山』に城を築城しようとした際、夢に一匹の狐が現れ、開墾の為に住む処を奪われてしまいました。一族の住む場所を残して欲しいと願い出たそうです。『佐竹氏』が『茶園』の傍に森を残すと狐は若者に姿を変え、『與次郎』という飛脚として仕えたそうです。しかしそれまで働いていた飛脚達の反感を買ってしまい『六田村(現・山形県東根市)』で闇討ちにあい殺されてしまいます。領主『佐竹氏』は哀れに思い、城内と六田村に社を建て『與次郎稲荷神社』として祀ったそうです。
あくまで逸話ですが、人命がついている処が面白いと思いません?
因みに『日本七大稲荷』のひとつに数えられる『佐久市岩村田』の『鼻顔(はなづら)稲荷神社』の『鼻顔』は古い地名だとか。

『千本鳥居』と奉納された『キツネ』が並んでいます。

しかも時代はかなり古そうです

興味深い手水鉢。でも水は在りませんでした。

先ずは参拝。お賽銭は『スリット(郵便受け)』から入れるみたいです。
う~んガラス戸に阻まれて撮影できません。
『稲荷神』は『五穀繁盛』しいては『商売繁盛』の神様です。
うちの店も少しだけ繁盛します様に。