千畳敷

 

 この頃の『リゾート列車』は『しらかみ号』に限らず、観光ポイントの駅で短時間停車し、下車してプチ観光出来たり、風光明媚な撮影スポットで撮影し易いように速度を落として走行したりと色々と工夫されています。

 

 『リゾート列車』自体が結構なお値段したりするので、『JR大人の休日倶楽部』以外で乗車した事ありませんが。

 

 考えてみたら地元のリゾート列車『JR小海線・1375』も『しなの鉄道・ろくもん』も乗ってません。だってお値段……しかも『土日祭日』のみ運行じゃ、商売人は中々乗車できそうにありません。

 

 で年に1~2回は、研修を兼ねて『旅行』に出掛けますが、昨今の『宿泊料金値上げ』にビビッて『ビジネスホテル素泊まり』しか利用していません。それでも平気で¥10000~/1泊とかする所在りますし。

 

 私がホテル検索の際、キーワードは『格安 素泊まり』です。

 

 朝食付きプランは出発時間が限られてしまうので苦手。夕飯はホテル近くの居酒屋が多いです。(呑み過ぎて結局割高だったりもしますけど)

 

 

 車内アナウンスで「間もなく千畳敷駅です。千畳敷ではおよそ15分間停車します……」

 

 ふと閃きました。『皆この駅で降りだろうから、いの一番に列車に戻れば展望席に座れるぞ』

 

 

 『千畳敷』と名の付く所は日本国内に数ヶ所在ります。

 

 長野県にも『宝剣岳』麓に『千畳敷カール』が在ります。晴れた初夏など目に痛い程の『空の青』と『芽吹いた緑』山肌には『白い残雪』残り、山人じゃ無くても一遍で山好きになっちゃう。

 

 又、和歌山県白浜の『千畳敷』は海に突き出した『岩棚』が荒波に削られ広い一枚岩みたいになっています。

 

 さてさて『秋田千畳敷』は如何に。

 

 

 人と比べてみるとその高さが解ります。

 

 

 『岩場』と云うより『砂浜』が目立っちゃって……ひょっとして満潮時はこんなもの?それとも震災の影響でしょうか。靴を濡らさないと岩場に行けない。

 

 

 あの岩場迄行けば広さを感じるのでしょうが、とても停車時間15分の間であそこ迄往復するのは無理。遠望だけで諦めます。航空写真だと確かに広大な岩場が見えるのに。

 

 『千畳』 柔道の競技面積が『五十畳』ですのでその20倍。確かに在るかも。

 

 

 まだ列車から降りてくる人がいるのに、写真を撮り終えて列車に戻ると。

 

 

 展望席には座ったままの人(荷物番?)と椅子に置かれた荷物。席取りとかすんなよなぁ。(展望車のショーウインドーに写った人影解ります?)

 

 折角観光もそこそこに戻って来たのにこれじゃぁねぇ。

 

 前部の展望席も入れ替わりしている感じは無し。

 

 此れで料金同じじゃねぇ。