『金木駅』で乗り込んだ列車は、来る時に乗った「走れメロス号』でした。
きっと終点の『津軽中里駅』で折り返し、点検・待機してたのでしょう。
南へと向かって走る列車からは『岩木山』が正面に大きく構えて見える筈ですが、陣取った先頭の窓には大きな雨粒が当たり、ワイパーが忙しく往復しています。


五所川原駅のホームから見える鉄骨剥き出しの建物。祭りの時の『立佞武多一時保管庫』でした。此処に立ち並んだ『立佞武多』も見ものでしょうね。

そうこうする内に『リゾート列車・しらかみ3号』が入構してきました。
私の切符は『しらかみ3号・五号車・〇列B席』 秋田に向かって窓側がÅ席ですので通路側の席です。
JRの指定席予約は1ヶ月前の朝10:00から一斉に受付が始まります。
私がインターネットから申し込んだのは一か月前の10:05。その時点でもう窓際の席は予約でいっぱい。仕方なく空いているB席を予約したのですが……これ絶対に旅行会社の陰謀が関与していないよね。某TV会社だってかなりのバッシングに責任者交代要求が起きている時代、『実は〇〇でした』なんて事が暴露された暁には経営責任問われますよ。
もう一度聞きますけど『JRと旅行代理店』予約に関してグルじゃないよね。
生憎と隣の席はうら若き女性の一人旅らしく、挨拶したものの何か話辛いし車窓の方を向き辛い。当の本人は音楽を聴きながら雑誌を読んで偶に外の景色を眺める位。(なら何故窓際予約した?)
展望席も備えたリゾート列車なのですが、「独占する事無く大勢のお客様に譲り合ってお座りください」の車内アナウンスなんてなんのその。ず~っと座り続けていて、知り合い同士が席を変わる始末。それを独占って云うんですけど!
群れると怖いもの無しに変貌する中高年の皆さん。(私も含めて)『恥』って事知ってます?『旅の端は掻き捨て』なんて今は流行りませんよ。
車窓をみると女性の方を向かなければならず、かといって『展望席』には座れない。
トホホな状態で途中下車の『千畳敷駅』到着です。
停止前から下車の用意をし、いの一番に『千畳敷海岸』まで行って写真を撮り、いの一番に列車に戻って『展望席』に行ってみると……荷物が置かれて席確保してんじゃん。
車掌も見て見ぬ振りなのかな。
折角のリゾート列車も台無し気分で心が折れ、ポケット瓶を取り出してグビグビっと飲みましたとさ。
おまけ。

ストーブ列車の絵馬って……
ストーブ列車に乗車するだけで¥500の『ストーブ列車特別乗車券』が要るのに?
冬、行商のお婆ちゃんがストーブ列車内でするめを焼いてるシーンがニュースで流れますけど、¥500払ってまで地元のお婆ちゃんは乗らないそうです。(やらせ問題発覚?)
次回『千畳敷』