有名な処では『津軽じょんがら節』でしょうか。
昔、正月番組と云えば『スターかくし芸大会』なる物が在りまして、忙しいであろう『売れっ子芸能人』が練習に練習を重ね習得したであろう『かくし芸』(隠してないけど)を披露する特番が在りました。
誰でも短時間で習得できる『テーブルクロス引き』なんて簡単な物から、白々しく失敗してみせる『手品』なんぞも在りました。
その中でも流石!と思ったのが『故・西城秀樹』さんの『カースタント・片輪走行』と『加藤茶』さんの『津軽三味線』でした。
『カースタント』の方は、何十回とひっくり返りながらも練習を積み重ねたのでしょう、なんとか成功した部分を編集して放送されました。
『津軽三味線』は『加藤茶』さんが『津軽じょんがら節』を演奏、大汗をかきながら真剣に演奏する姿に、いつもの『お笑いスター』の陰は微塵も無く、『カッコイイ』とさえ思いました。
『津軽三味線』の実演時間まじかになり、大ホールに案内されましたが、200席程在るホールに客は15人程。なるべくステージ傍に陣取りまして。

登場したのは女性奏者。でも手にしている三味線は『太棹』 そして力強い演奏が始まりました。途中で童謡なども交えあっという間の20分でした。
『三味線』は『猫の皮』が使われているとばかり思っていましたが力強く弾く『太棹』は『犬の皮』だそうです。
勿論、動物保護の観点から、海外からの輸入(〇国の食用?)だそうですが、会場内の女性から「え~~~っ」と声が上がっていました。(猫なら良いんかい)
『沖縄』には蛇の皮を使った『蛇味線』が在りますし、そもそも其の土地の文化です。
『ワシントン条約』に抵触しているなら兎も角、他人を不快にするような声は慎んでほしかったな。
終演後、急いで駅に向かいました。