マルコ―センター

 

 バスの到着時間がまだ五所川原の町が動き出す前。

 

 しかも雨がパラつきだして来た。

 

 朝食はコンビニおにぎりかなと思っていたら、五所川原駅で『マルコーセンター』を勧められました。

 

 丁度此れから行く『立佞武多館』に隣接しているらしいので、重い荷物をコインロッカーに預け、傘をさして歩き出しました。

 

 『マルコー』は〇に考の字、そもそもは生鮮食料品店だったみたいです。

 

 店内(センター)内には『郷土土産』『ラーメン店』『八百屋』『魚屋』が数店入っており、良く在る『市場食堂』の体を成しています。

 

 

 漁港の市場食堂が海の傍に在るはわかりますが、『五所川原』はかなり内陸デス。

 

 でも『立佞武多館』に来館する人達が朝食に困らない様に、朝から営業してくれているみたいです。

 

 『魚屋』の店先に並ぶ『鮮魚』を選んで購入し、食堂でお好みで調理してもらう『漁業組合食堂』スタイルとは違い、好みの刺身を購入し、別売りご飯にのせて食べるスタイルです。

 

 『那珂湊』や『三浦岬港』などでは店頭に並ぶ新鮮な魚を選び、食堂のおばちゃんに渡すと『刺身』や『焼き魚』『煮魚』とお好みに調理(有料)してくれて、他に『ご飯&みそ汁セット』を購入すると立派な定食の出来上がり。

 

 唯一難点があるとすれば、あれもこれもと欲をかくと『豪華=結構お高くなっちゃう』事ですか。

 

 

 私ゃ質素に

 

 

 ¥500の『刺身盛り合わせ』と¥200のご飯セット。この後『あら汁』が届きました。

 

 ご飯の量が可愛すぎて……。(大盛牛丼が恋しい)

 

 『八戸』の『市場食堂』では『ミズダコ』の刺身を肴に朝から日本酒が進んでしまい、車窓を楽しむ以前に寝てしまった苦い経験が在りますんで今回は程々に。

 

 『エンガワ』をつまみに『ワンカップ』だけに留めておきましょうね。(お土産コーナーに地酒を置くから……。)

 

 『立佞武多館』の開館時間になりました。移動です。