『箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ 大井川』
と東海道の難所に謳われる『大井川』
広い川幅いっぱいに 真っ白い石ころが広がって。それが清流の流れと、新緑との調和が素敵な川です。
春先、駿河湾の『桜海老』漁が解禁になると、白い川石の合間に『海老干場』が造られるそうです。
う~ん見てみたい。(某グルメ漫画で観てから行きたい場所候補に挙げていました)
早朝佐久を出発し『中部横断道』を利用して『三島』迄ひとっ飛び。
高速代節約の為、『増冨インター』~『新東名・三島』迄の利用でしたけど。
いや~早い早い。(途中、ず~っと続く一車線区間を何故か60㌔走行の車に塞がれ、長蛇の列が出来ていましたけど)しかも第二東名の制限速度は120kmになり、皆さんビュンビュンに飛ばしています。ウチのオンボロでもまだまだ快走してくれました。
朝七時過ぎ。『塩郷の吊り橋』到着です。
駐車場にはすでに車が2台停まっていますが、周囲に人影は見あたりません。
『塩郷駅』から電車(SLも走行する路線ですが電化です)でも乗ってったか。
『小海線』ですら電化されていないのに………
『JR大糸線』が存続のピンチです。『新潟県・糸魚川』と『長野県・松本』を結ぶ大糸線は、学生の通学に無くてはならない路線です。その内『長野県・松本~南小谷』区間はJR東日本の管轄で電化済み。一方『長野県・中土~新潟県・糸魚川』区間はJR西日本の管轄で非電化。此の為ディーゼル機関車を連結し直さなければなりません。
JR東日本発行の『大人の休日倶楽部』も『JR西日本』管内は利用できませんのでこの区間を利用するには別料金が必要になります。
JRさん。そんなところで縄張り意識張っていないで、『大人の休日倶楽部』の範疇にすれば? 利用者も増えるし、廃線の危機も乗り越えられるんじゃないの? ンとに融通が利かないんだから。
『吊り橋』ですので、両岸に差し渡したワイヤーの張力で橋をぶら下げています。
民家の屋根越に橋が架かっています。
地元の人の中には、この足場の上を自転車で走る猛者も居るとか。
対岸まで渡り終えても他に誰も居ません。
河川敷迄高さは何メートル在るんだろう? 遠くに見えるのが『塩郷駅』です。
さて混まないうちに次の目的地へ急ぎますか。