四ヶ用水

 

 佐久市で一番低い所に在るのが『佐久下水処理場』だそうです。

 

 『湯川』の脇に在って、2019年の台風でも災害の出た場所です。

 

 国道141号バイパスで『湯川』を渡る時、河岸段丘のかなりの高低差を登り上げます。

 

 この高台の一帯が『三河田』です。『三河田』の名前の割には『川』が流れていません。実は『湯川・四ヶ用水頭首工』から水を取り廻した『農業用水』です。

 

 『岩村田宿』から東へ向かう『県道156号線=草越豊昇佐久線』付近の『湯川』から水を取り入れ、『鼻顔稲荷(洞門)』~水芭蕉で有名な『おもいつき農園』~『生コン工場脇』(地下トンネル)~『北中込駅南』~『国道141バイパス』を渡って『横和』の辺りで地表に出て分岐を繰り返し各田圃へと流れ込みます。

 

 現在の『三河田』は工業地帯のイメージが強いですが、昔は田圃しかない広大な農業地帯でした。

 

 

 魚道を備えた堰堤

 

 

 コンクリートの水門による『頭首工』

 

 

 『湯川』の水は………まっ 滔々と流る。って事で。