地籍は『佐久市・鳴瀬』 『湯川』が『千曲川』に合流する『落合』ですが、千曲川の浸食スピードの方が速かった為、流れ込む湯川の傾斜が急になり、水が音を立てて流れたであろう事が推察されます。(段差ができると滝)
正式名称『曹洞宗 佛谷山 時宗寺』 曹洞宗ですので『禅寺』です。
県道103号線は『旧中仙道・塩名田宿』と『鳴瀬』~『岸野』を結ぶ主要幹線道路だった筈ですが、何故か此の『時宗寺』さんの山門下で直角に曲がっています。
用水が流れている為拡幅が難しいのか、車両のすれ違いも難しい位狭い交差点になっています。
『湯川』の造り出した『河岸段丘』はかなりの高低差を持ち、これを鉄壁の防御壁とした『落合城』も近くに或る位の場所です。
山門前には『水子不動尊』が祀られています。
六地蔵を過ぎると駐車場。参道は手前を曲がりまして
広場の一角に『滑り台』などが置かれています。真っ平らな広場はゲートボール場かな。
でもう一度まがると本堂が見えて来ます。
脇に並んだ石仏も良い風化具合。相当な歴史なのか石が柔らかいのか。
残念ながら年号等の確認は出来ませんでした。
本堂で参拝と思ったら施錠されていて御本尊を拝むことはできませんでした。
狛犬の台座にも石像が修行していました。
本堂を廻って裏手に
歴史を感じさせる『宝篋印塔』も建っています。
更に登ると墓地へと続きますがそこから眺める浅間山が素晴らしい。
佐久から眺める『浅間山』が一番美しいと感じる場所です。