国道254号線沿いの『佐久総合運動公園』入り口を少し東側に大きな岩が置かれています。
よくよく見ると『祠』が祀られ『石標』も立っています。
此の辺り、バイパス開通の為に山を切り開いた場所。この岩も移動されたのかもしれません。
国道254号線を利用する場合、家からは旧道を通る方が都合がよく、滅多にこの前を通りません。尚且つ『切通し』の陰になって気が付かない人も多いかも。
『祠』の側面には「国道工事の為に此の場所に移転」と彫られています。
その左右に『お地蔵様』と『阿弥陀如来様?』 台座は新し目ですが『座像』はかなり年季が入っていそうです。
『祠』の屋根部分も大夫風化しているのか、柔らかい『佐久石』で造ったのか、良い塩梅に寂れています。
近づいてみたのですが特に説明も手掛かりも無し。
何故『姥石』なのかも書かれていません。佐久教育委員会さん出番ですよ。
地獄に行く途中、来ている服を剥ぎ取り、重さを測る『剥ぎ取り姥』がいるそうです。
服の重さでは無く『罪の重さ』を測るらしいのですが………。
私ゃ地獄にゃ行かんもんね。(と思いたい)