『佐久穂町・海瀬』に在る『生涯学習館・花の郷』と銘打たれた施設で、『海瀬保育園』も隣接している為か、山の中(失礼)に在る割には結構頻繁に人の出入りが在ります。
降雪の在った数日後に出掛けたのですが、他の道路にはまだ雪が残っていたのに『茂来館』迄の坂道は除雪が行き届いていました。
『茂来館』の名前の由来は『茂来山』から来ているのでしょうか。でも『花の郷』?
花の時期に来ないとねェ。
『茂来館』の正面玄関
『駐車場』から観る『茂来山』へと続く山並み。登られる方『スノーウォーク』になりそうですけど。
『佐久穂町・北沢』の田んぼの畔にポツンと建って(勃って)いた『大石棒』ですが、現在修復・保全の為に此処『茂来館』に保管されています。
コンクリート製のレプリカが造られたのですが、余りにも綺麗すぎたので泥とかで汚したと新聞に書かれていました。
実物は、田圃の畔に地上高2m近い高さで立っていましたが、土に埋まっていたであろう部分は30㎝程。
えっ、こんなもんで軟弱地盤に建っていたの? 良く地震とかで倒れなかったね。
『大石棒』はズバリ『男性』を象徴しています。今から4000年前の『縄文時代』の物と推察されています。『縄文時代』は『狩猟移民』から『農耕』へと生活が安定しつつある時代、きっと『子孫繁栄』『五穀豊穣』を祈願して建てられたものでしょう。
国内最大級の大きさを誇る『大石棒』もっと関心持ってもらいたいな。