『長野冬季オリンピック』開催の際に、『ボブスレー&リュージュ』の滑走コース
に使われたのが『長野スパイラル』
『スパイラル』とは『螺旋』とか『連続する曲りくねり』の事ですが、正に『ボブスレーコース』は曲がりくねりの連続です。『フィギアスケート』で片足だけでスラロームする事も『スパイラル』と云うらしいです。
今回の『スパイラル』は『螺旋』の方です。
『螺旋』と『筒』を組み合わせ、低位置に在る『水』を高い位置まで斜めに汲み上げる事が出来る為『灌漑用水』等に海外の未開地などで観られる設備ですが、これは逆。
上流から流れ落ちる力で発電モーターを回す仕組みの『発電装置』をです。
場所は『須坂市・米子不動里宮』の近くです。
何故此の場所に『発電装置』が必要なのかは、背景の『害獣除け電気柵』に注目。
この電線には、常時『6000~8000V』の電圧が掛かっているそうで、『猪・鹿除け』として効果が在るそうです。
仕組みは一秒間にほんの一瞬しか電気が流れない為、触れた瞬間痛みを感じますが殺傷能力は無いそうです。
当然人間が触っても電気ショックを受けますので心臓の弱い人は近づかない方が良いかも。
冬場の『静電気ショック』程度の痛み位かな。
この仕組みを見たのは初めてです。
この少し上流には
見づらいですけど『横向き水車』で発電している『電機柵』も在りました。
水の流れを『ダクト』で『水車ランナー』に強制してぶつける事で発電量は二倍になるそうです。
一番下。『信州大学工学部環境機能工学科………!』
大学の先生推奨の実験機構だったんですね。
『農業用水』とか『自然水利』とかは縦割り行政の管轄が在り、個人で勝手に水利を利用しては成らない筈。
だって『水力発電』とかが許可されれば、個人で河川に『発電機用水車』を設置できちゃう。
お役人が株主になってる『〇〇電力会社』とかとかが困っちゃうからおいそれと許可が出ないんでしょうけど。
『太陽光発電』も個人で自宅屋根とかに設置する分には良いけど、山林を切り開いて『メガソーラー』を開発すれば、大雨の時などに被害が発生してしまう。
『スパイラル発電』は水量の少ない時でも確実にシャフトを廻す為に考案されたのかな。
一番嫌な『スパイラル』は『デフレスパイラル』
政治家さん。私腹ばかり肥やしてないでさ。『頭』回転させようよ。