稲子の湯

 

 『八ヶ岳連山』の『稲子岳』麓にある一軒の温泉宿です。

 

 私が免許取りたての頃、アプローチは道の悪い林道しか在りませんでしたが、現在は全線完全舗装で、夏季はバスの巡回便も在ります。

 

 元々が登山者の為の『山小屋』ですが、『立ち寄り入浴』が可能、且つ『小海駅行き』のバス停が在る為、下山ルートに利用する人も多いです。

 

 只残念ながら、私は泊った事ありません。だって家から車で1時間半ですもん。

 

 

 此方をベースに一泊して『八ヶ岳』に入る方も多いらしく、県外ナンバーの車が数台停まっていました。今頃は『オーレン小屋』にでも辿り着いたかな。

 

 近頃の『山小屋』は風呂が在るのは当たり前。トイレ処理に『バイオ式』を使っていますので大量の水が必要です。

 

 

 玄関で靴を脱ごうとすると、沢山の登山靴が並んでいました。

 

 脇のロビーではバスの到着を待つ人が10人程くつろいでいました。

 

 ひょっとしてお風呂混んでるのかな?と思いながら受付で入浴料¥650を支払いまして。

 

 温泉には誰一人いなくて独り占めです。

 

 流石に風呂場にカメラを持ち込めませんので………

 

 湯舟には熱めの温泉が『かけ流し』の状態で流れ落ち、冷たい水で温度調整する仕組みです。(水を出しっぱなしにすると直ぐぬるくなっちゃうから注意)

 

 小一時間程浸かったり休んだりしていましたが、他に誰も来ません。

 

 ゆっくりし過ぎてのぼせちゃいそう。

 

 

 駐車場からは『みどり池』への登山道が伸びています。

 

 これからの季節。紅葉が美しいんだよなぁと思いながら車に乗り込みました。

 

  『秋の夜の 鶴瓶落とし』 あっという間に暗くなります。

 

 此れから山道に入ろうなんて考えちゃダメ。