『米子瀑布』のメインとなる二つの滝が『米子滝』と『不動滝』です。
川の『浸食作用』が創り出した『河岸段丘』が川の奥へ奥へと削られていき
『峡谷』がを造り出します。その途中の硬い岩盤に出来るのが『滝』でも何時かはその岩盤すらも浸食しちゃうんですけどね。
『不動滝』の滝つぼへの立ち入りは禁止されています。
神聖な場所で在ると同時に危険でも在ります。でも何故か立ち入り禁止のバリアを越えて、人の踏み跡が在るんですけど。
此方『権現滝』近づくことも出来ず『滝見台』から眺めるだけです。
秋の紅葉シーズン。青空と紅葉のコントラストが素晴らしいですけど北向きの崖に在る為撮影の時間帯が難しいです。
『米子不動奥の院』~『不動滝』~『権現滝』と廻って又『米子不動奥の院』迄戻ってこれます。ゆっくり歩いても30分位。
で此処から来た道戻るのじゃつまらない。『米子鉱山跡』へと廻ります。
米子鉱山跡地へ続く『滝見の名所』には標柱が立っています。
向かって右が『不動滝』左が『権現滝』 併せて『米子瀑布』です。
『米子鉱山跡地』は昭和初期まで『硫黄採掘鉱山』として賑わった場所です。
宿舎の他、銭湯や診療所、小学校分校まで備えた町が在ったそうです。
『硫黄』はマッチなどの需要の他『火薬』はの原料として戦時中の必需品でした。
敗戦を迎え、使い捨てライターの復旧と共に『硫黄の需要』は激減。鉱山閉鎖となりました。
分校跡地に立ってみます。
校舎の窓からこの景色を見ながら育ったら、純真な子供でいられそうです。