『菅平高原』の『裏太郎』や『ダボススキー場』より更に標高の高い場所に在るのが『峰の原高原スキー場』です。
『小根子岳』への登山口でも在り、稜線を行くと『米子瀑布』の上部に出れるそうです。(行った事無いですけど)
この『峰の原』から『須坂市・仁礼』へ下る道が在ります。
『冬季閉鎖期間』が在ったり、『落石注意』の所も結構在り、普通の人は通らない様な道です。(一応舗装)
標高1530mの道路沿いに『サンセットテラス』の案内が出ていました。
遠く『北アルプス』に沈む夕日が堪能できる場所です。
残念ながら雑木林が延びちゃってます。
雲によりアルプスは望めませんでしたが、『夕日に槍ヶ岳』の写真。撮りたいなぁ。
でも『テラス』と名前が付いているモノの、昨今流行りの『ウッドデッキ』とかがある訳じゃありません。
すぐ下に『キャンプ場』が在り、『モンゴル式移動テント・パオ』が常設されていました。
『崩落個所在り。走行注意』と書かれた看板を横目に『仁礼』に向かって舗装林道を下って行くと、林の中に大きな石碑が立っていました。
苔で見づらいですけど『猪』に乗った『三面六臂』の『摩利支天』が彫られています。
『摩利支天』は『天の神』を護る『守護神』として崇められ、その『強靭さ』から戦国武将に人気の在った神様です。
又、『山岳信仰』の対象ともされ『摩利支天岳』と云えば『乗鞍岳』の別名です。
この石碑から分岐した、川沿いの細道を行けば『大笹街道』
『根子岳』と『四阿山』の鞍部を通って『嬬恋』迄道が続いていたそうです。
残念ながら崩落の為進入禁止になっていました。
此の辺り、熊の出没地域ですのでそれなりに準備が必要です。(進入禁止で良かった?)