佐久甲州街道

 

 国道141号線を走っていると、『県立小海高校』の在る麓辺りに、良く大型トラックなどが休憩しているスペースが在ります。

表向きは『休憩スペース』として駐車場に成っていますが、法面工事の際の資材置き場を利用し、万が一の崩落や落石事故の起きた際、被害を最小限にとどめる為の意味も在るそうです。

何時もは大型トラックの陰で見えなかったのか、何やら案内板が設置されているのが確認出来ました。

『佐久甲州街道』の謂れなどが丁寧に書かれています。

 

 

 この付近、今でこそ『千曲川』沿いに『国道』や『線路』更には『集落』や『田畑』が広がっていますが、昭和初期まではかなり狭い峡谷部であり交通の難所でも在りました。

 

 『千曲川』は余りに急峻な崖に挟まれていた為、崖に穴を開け、その穴に丸太を差し込み、丸太の上に板を渡して『架け橋』としていたそうです。

 

 『高岩』付近に名残が見て取れます。

 

 

 『秩父事件』は歴史でも習わないかもしれませんが、悲しい郷土史のひとつとして後世に伝えるべき史実です。(詳しくはググってね)

 

 

 かなりデフォルメされています。

 

 詳しくは『小海町役場』か『小海駅』に観光パンフレットが設置されています。

 

 此の駐車場所には、トイレ・ゴミ箱等在りませんのでマナーある利用をお願いします。