此れで普通に『まつばらすわじんじゃ』って読んでました。
でも何で『言偏』が無いのかな?
『諏訪神社』と『諏方神社』 どちらも同じ『建御名方神・タケミナカタノカミ』と奥さんの『八坂刀売神・ヤサカトメノカミ』をお祀りする神社です。
二人合わせて『諏訪様』と呼ばれています。総本社は『諏訪大社』 長野県諏訪湖の畔に『上社』と『下社』に分かれて(別居?)祀られています。
『タケミナカタノミコト』は『大国主命』と『奴奈川姫』(糸魚川の姫様)の子供で、『建御雷神・タケミカズチノカミ』(天上の神)と力比べをして負けてしまい『出雲』を離れ『諏訪湖』の畔に逃げ延びました。
『風・水』を司り、『五穀豊穣』『縁結び』にご利益在るそうです。
県道側に建つ鳥居です。
脇に御神木が祀られています。御朱印もこの手前社務所でどうぞ。
先ずは拝殿にて参拝です。
余り飾り気の無い、至ってシンプルな造りです。
土台となる石積みが『伐り剝積み』ですので歴史的には新し目?
行楽地の一角に中々落ち着いた雰囲気の神社です。
更に『野ざらしの鐘』
佐久の『新善光寺』から『武田軍』が略奪した『鐘』ですが、こんな処に置いてくなら最初から悪さするんじゃねぇ! 故に『信州人』は案外『アンチ武田』が多いです。
この『梵鐘』 素性の判明している長野県最古の『在銘梵鐘』だそうです。
しかも『水の上を飛ぶ天女』が確認できるのは日本中に二つしか無いそうです。
『梵鐘』上部に在る出っ張りの事を『乳・にゅう』と云います。
『乳首』に見えなくもないか。よく見ると一部取れちゃってますけど。
この『鐘』鐘楼に吊るすと災いが起こるとか。故に鐘撞の形では吊るされていません。
昔は屋根すら無かったとか。だから『野ざらしの鐘』ですね。