中禅寺・薬師堂

 

 本堂からお地蔵さんを廻り込むと

 

 

 何かが切り株に座ってる……なんじゃこりゃ?

 

 

 奉納された『チェーンソー・アート』ですが、色(たぶん防腐剤)と場所がそぐわないと思うのは私だけ?

 

 山門が在りましたので、一旦『山門』から潜ります。

 

 

 山門を正面から入ると、センサーが感知して案内音声が流れ出す仕組みになっていました。

 

 

 仁王像が睨みを利かせています。

 

 ついでに『千社札』を貼る『不届きモノ』も退散させて貰いたいもんですな。

 

 ちゃんと許可を得て貼っている様には思えないんですけど。

 

 

 そして『薬師堂』 重厚感が素敵!

 

 

 『日本遺産』に登録された『金剛力士像(仁王像)』は『長野県宝』 『薬師堂』は『国指定重要文化財』『木像薬師如来坐像+木造神将立像』もやはり『国指定重要文化財』に指定されています。

 

 この『薬師堂』は完全な『方形』で、分厚い『萱葺き屋根』と取り囲む『石垣』とが相まって物凄く安定感を感じます。

 

 先ずは参拝です。(因みに寺院ですから合掌・一礼です)

 

 格子から覗くと

 

 

 装飾の無い『薬師如来坐像』と脇に立つ『神将』 飾り気の一切無い堂内と凄くマッチしています。

 

 お盆に御開帳されるそうですけど今のままで充分堪能出来ます。

 

 腕の無い『神将』は誰でしょうか? 手にした『武具』や『宝物』で大体わかるのですが。

 

 『帝釈天?』or『四天王(東=持国天・南=増長天・西=広目天・北=多聞天)』だとは思うんですけど、『四天王』は『邪鬼』を踏みつけている場合が多いから、その部下の『十二神将』………となるとお手上げですね。

 

 やっぱ御開帳に来ないと。