象山・恵明禅寺

 

 『象山神社』から『松代・象山地下壕』へ向かう途中、山門が見えました。

 

 寺紋は『真田・六文銭』

 

 

 正式名称『黄檗宗・象山・恵明寺』

 

 『黄檗宗』は『達磨大師』で有名な中国発祥の『禅宗』です。(故に高崎の『小林山・達磨寺』も『黄檗宗』です)

 

 山号はずばりの『象山』 松代町の南に位置する岩山で、その地下には『トンネル=象塹壕』が掘られています。

 

 因みに『佐久間象山』 本名は『啓・ひらき』(他にも『修理』『国忠』などの名前を使い分けた) 儒学や兵学を習得し、神田お玉が池に『象山書院』という私塾『象山塾』を開き『小林虎三郎(銅像に在った!)』『吉田寅次郎(松陰』『坂本龍馬』『勝海舟』『加藤弘之(東大総長)』などを門下に持つ。

 

 特に海軍にその知識を発揮し『海防八策』を提唱する。(詳しくはウィキペディア)

 

『さくまぞうざん』とも読まれますが正式には『しょうざん』です。

 

 

 門前の立て札に『蓮華往生』と書かれてあり読んでみると………

 

 此の地にも『姨捨伝説』が在ったのかと複雑な気持ちになりました。

 

 でもこの付近に『蓮華寺』なる寺は在りません。何故この寺の門前に?

 

 取り敢えず山門を潜り本堂で参拝。

 

 

 手入れの行き届いた庭を歩き本堂へ。

 

 昨今珍しく扉は解放されていました。

 

 

 参拝を済ませ、御本尊を拝観。

 

 狭いながらも心落ち着く空間です。パワースポット?

 

 次回へ続く………