石鎚神社

 

 四国で一番高い山が『石鎚山』です。愛媛県に在り県境を持たない山です。(境なんてモノは人間が勝手に決めただけ)

 

 山頂には『石鎚神社奥之院』が祀られています。冬には雪も積もり、険しい岩場の『霊場』でも知られていますが、『中宮』迄は『ロープウェイ』で比較的容易に行く事が出来ます。(行った事無いですけど)

 

 因みに『神社』のですので『お遍路=四国霊場八十八ヶ所巡り』には当てはまりません。

 

 某TV番組で『完全人力日本百名山・二百名山・三百名山・完全踏破』を達成した『田中陽気』さんにしてハードな山と云わしめた山です。

 

 その『分院』が『渋川市』に在りました。

 

 

 『渋川市西部』の『伊香保』周辺は大変『ゴルフ場』の多い所で、『温泉街』や『ゴルフ場』に車を誘導する為のバイパスが整備され、大変走り易い道が続きます。(制限速度は守りましょう。お巡りさんが………)

 

 そんな表通りから脇に入って直ぐの所に『大きな鳥居』が建っています。

 

 案内看板には『石鎚神社』と書かれていました。

 

 

 フムフム。と読み進めますと『十二月の五の』部分に違和感を覚えますが、まぁ黙っときましょうね。

 

 

 最近建立された『神社分院』らしく『焼き物(唐津焼?)の狛犬』や『不動明王(仏神)』が見えます。(それを不節操とは云わないで)

 

 

 『山号?』を持つ『神社』でしょうか。 ヤバイ『新興宗教』だったらどうしよう。

 

 まぁ折角来たんだから参拝だけはさせて頂きましょうか。

 

 

 『拝殿』の引き戸を開けると『巫女さん』が『領布所』の中に居ました。

 

 イヤ、ず~っと座って待ってんの?と思いきや、参道の所々に『監視カメラ』や『感知センサー』が仕込まれていて、モニターやチャイムで参拝者が来訪したのを伝える仕組みになっていました。

 

 

 只の蛇口では無く、『コロナ対策』のセンサー付き『手水舎』で清めてから参拝。

 

 

 ピッチアウトして読んで下さい。

 

 願を掛ける前と後では重さが異なるとか。試しに………ご自身でどうぞ

 

 

 ド迫力の彫刻。

 

 

 『有形文化財』です。触れないで下さい。

 

 若くて美しい『巫女さん』から色々と伺う事が出来ました。

 

 『石鎚神社』とは四国愛媛県に在り、西日本最高峰の『石鎚山山頂』に奥之院を祀る神社です。

 

 『修験道』の『霊場』であり『役小角・えんのおづの』が開山しました。

 

 主神『石鎚毘古命・イシヅチヒコノミコト』 『イザナギノミコト・イザナミノミコト』から産まれた『第二子』と云われています。(第一子は『蛭子神=恵比寿様』) 

 

 毎年『石鎚山開山祭』では、白装束の修験者が列をなして厳しい岩場をよじ登る姿が報道されます。『天狗岳』の絶壁から身をせり出し、地獄を覗きながら懺悔するシーンを観た事ありません?

 

 現在の『石鎚山山頂』には神社と併設して『山小屋』が建っているそうです。

 

 登山環境の整っている現在、それほど難しい山では無いのでしょうけど登山は遠慮しときます。

 

 まだまだ続きますが次回です。