水澤寺・仁王門

 

 仁王門を潜り抜けた処に何故梯子が?

 

 只でさえ『風神雷神像』置かれているだけで珍しいのに、引き戸が開いていて、梯子が取り付けられている。となれば登ってみるしかないでしょうが。

 

 特に『立ち入り禁止』(千社札禁止です)じゃ無い事を確認してから昇ってみると。

 

 門の内部に急な階段が設えて在りますが、明かりが無く、薄暗い中を手で摑まりながら一段ずつ昇りますと………

 

 

 『釈迦三尊像(釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩)』を中心に、ズラリと取り囲む『十六羅漢像』 圧巻です。

 

 しかも『仁王門』の二階部分に、沢山の仏像が納められている事が何処にも明記されていませんし、参道の石段を歩いて登って来ただけでは内部を伺い知る事は出来ません。(階段を疑問に思った末、好奇心が無いと)

 

 二階部分に『仏像』を治めている『門』をは多数ありますけど、防犯上なのか『秘仏扱い』なのか階段の戸口が施錠されています。(もしくは『梯子』などを掛けなければ拝むことは出来ません) そして本堂内の『御本尊』に相対している場合がほとんどです。

 

 『水澤寺・仁王門』の二階部分に鎮座している『仏象』は、参道の石段を上って来る者の方を見つめています。

 

 

 『十六羅漢』 早い話、善光寺で知られる『賓頭盧尊者』など『高名な阿羅漢』の事で、代表的な16人の僧侶です。

 

 『仏』の元で学び、布教に尽力します。(此の辺り『キリスト教』なども似ていますね) で解釈の違いから派閥が生まれちゃったりするんですけど。

 

 

 さしずめ 『使徒?』

 

 余談ですが『エヴァンゲリオン』って『Eve&Angel&Android』から来てるって知ってました?

 

 

 窓から入り口『手水舎』方向を見守るの図。

 

 本堂傍の大駐車場に車を停めちゃったら気が付かないです。