安中 日枝神社

 

 群馬県・松井田の国道18号線を東へ向かいます。

 

 『五科』の交差点を過ぎると登坂車線の在る坂道を上り、今度は『安中』へと続く下り坂を一気に駆け下ります。(スピード出し過ぎ注意ですよ。白いバイクが停まっていたりします)

 

 コンビニの在る交差点を左折。『旧中仙道』へ入ります。

 

 この道、結局は国道18号線に戻るのですが、江戸時代から残されている『杉並木』が残されているんです。

 

 

 そんな街道沿いに鳥居が在ります。

 

 『日枝神社』 社格は『村社』の扱いです。

 

 『格の違い』という言葉が在りますが、そもそもは『神社の各付け』が制定されたから出来た言葉です。

 

 『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。』と『諭吉ちゃん』が『学問ノススメ』に書いていたけど、『神様』のランクは決められてるのね。

 

 更に続くと

 

 『然るに、賢き者も居れば愚かなる者も居る。富める者も在れば貧しき者も在る。貴人も居れば下人も居る。この世の中とは如何なものか。しかし、賢者と愚者の違いだけは、学ぶか学ばざるかによるもの也。』

 

 『神様は平等に人間を造ったが、その後学ぶか学ばなかったかで優劣の差が出来てしまう。学べることを学べ』

 

 ※二十歳頃に読んだ『学問ノススメ』 個人的解釈です。

 

 

 その直ぐ並びには『自性寺』の石柱が経っています。

 

 『神仏習合』の名残でしょうか。

 

 

 先ず『日枝神社』の参道を進むと

 

 

 『二の鳥居』からは欝蒼とした『杉』が日影を造ってくれています。

 

 

 およ? 何で『カエル』なの。

 

 賽銭箱は『プロパンボンベ』流用の手造りかな。

 

 

 しかも『コブ』付き。 何となく由来が気になります。

 

 

 面白い造りの舞台が在りました。

 

 普通は『随身門』がある筈なのですが………『神楽舞台』になっていますから『神楽門』とでも云うのかな。

 

 この前の広場に石碑が在りました。

 

 

 福島県出身の『齋藤さん』(漢字変換違っていたらスミマセン)が、松井田に店を開き、大成功を収めたお陰を感謝して『七福神』と『無事カエル」を『日枝神社』に奉納したそうです。

 

 『越中屋』は大型トラックが20台は停まれる駐車場を持った『街道食堂』で、安くて大盛り、しかも味も抜群でした。しかし『高速網開発』が進むと共に碓氷峠を越える前の腹ごしらえは必要なくなり、何時しか閉店の憂き目に遭ってしまいました。

 

 深夜も営業していた為、何度か利用した事ありました。大好物の『もつ煮定食』が確か¥700だったかな。

 

 今、跡地は『ドラッグストア』と『自動車道用品店』になっています。

 

 『カエル』は物流関連の『トラック運転手』が事故無く無事に帰れるよう祈願した物でした。

 

 

 よっぽど商売繁盛したのかな。

 

 でも『一攫千金』のお金を稼いだからといって、使い方を間違えればお金は逃げて行く筈。

 

 『Line』のフォロワー数を『100万円プレゼント』で稼いだり、宇宙空間へ旅立つ為に数億円を無駄使いしたり。その内破産宣告しなけりゃ良いですけど………