別荘第一号

 

 明治になると西洋文化が日本に入って来るようになります。

 

 『ガラス窓』や『帽子』など生活様式もガラリと様変わりします。

 

 キリスト教宣教師『ショー』によって建設された『ショーハウス』が軽井沢の別荘第一号とされています。

 

 

 『礼拝所』の脇を進むと、田舎の分校の様な建物が見えます。

 

 

 あらら。移築・再建なのね。

 

 で現地を訪れてみようと『大塚山』を検索するも………どこだ?

 

 『旧軽』と呼ばれるエリアは元々が『中山道・軽井沢宿』の事で、江戸時代に整備された『五街道』のひとつ『中山道』の難所『碓氷峠』を行き来する為の重要な宿場町でした。

 

 その後『鉄道』が開通し、更に国道18号線で峠を越えるようになると『宿場町』としてより『避暑地』として人気が高まり、ホテルや別荘が建ち並ぶようになりました。

 

 財界人や文豪などが避暑に訪れるようになると観光地として町は発展、現在の賑わいに繋がります。

 

 裏通りに入った木立の中を散策すると『苔むした石垣』などが大切に残され、銀座通りの喧騒とは又違った趣を見せてくれます。

 

 グーグルマップに『ショー通り』を見つけたので試しに歩いてみると。

 

 『大塚山・おおづかやま』って此処だったのね。(静寂な別荘地ですので明記を避けます)

 歩いてみて気が付いたのは、面白い名前の通りが多い事。観光マップ片手に歩いてみては?

 

 

 無料で見学できる『ショーハウス』の中には、様々な当時の資料が展示されていました。

 

 

 『氷式冷蔵庫』が在るからキッチンかな。水は?

 

 

 いや此れは無いだろう………『バスルーム』ってか?

 

 排水口も無いし、チョット無理が在るな。

 

 じゃトイレは? ご自身で確かめてみて下さい。

 

 

 階段を上って

 

 

 ガラス窓の窓からは礼拝堂が見えています。

 

 でも移築だから実際にはこの景色じゃ無いんですけどね。

 

 軽井沢銀座を散策の折にはお勧めします。