雷電為衛門・生家

 

 歴代力士の中で最強と云われたのが『江戸時代の大関・雷電為衛門』です。(『横綱』の称号は江戸時代には無かった)

 

 その『生家』は『東御市・滋野』に在り、『湯ノ丸峠』から下るとサンラインを越して直ぐです。

 

 サンライン沿いの『道の駅・雷電・くるみの里』にも『雷電為衛門像』が在りますが、やっぱりどんな処で育ったか見てみたいじゃありませんか。

 

 

 建物入り口付近です。駐車場は在りませんが、道路に拡幅部が出来ていました。

 

 案内によりますと『雷電禁じ手』=『張り手・かんぬき・突っ張り』と在ります。

 

 余りに力強い為に、『張り手』で死者が出た程です。

 

 『かんぬき』は今場所の横綱にも適応して欲しいなぁ。(個人的感想です)

 

 

 土俵の横には囲炉裏が切って在り、稽古をしながら一休みとか。

 

 

 建物は二階建てで、階段を上った二階から土俵が見下ろせるようになっています。

 

 やっぱり皆さん『相撲』がお好きなようで。(そりゃ娯楽が少なかった時代ですから)

 

 

 実はこの建物は『昭和』に建て直されたもので、以前は只の『廃墟』でしたが、『地方再生資金』などにより、文化財として保存が決まりました。

 

 150年前の『土壁』の建物の『梁』や『柱』を再使用して再建しています。

 

 入場無料ですが、子孫の『関家』が管理していますので、開放時間や都合により閉館が在るみたいです。