道路を走っていて『〇〇市まで何㎞』とかの案内表示を見掛けます。
でも『〇〇市』と一言で言っても、一体どこの地点を指すのだろうと疑問に思った事ありません?
明治時代、政府は各市町村の主要地点を定め、『石柱』などを置いて基準点を定める『道路原票』を設置しました。
此れにより『〇〇市』~『✕✕市』まで『何㎞』と表示されるのは『〇〇市道路基準点』と『✕✕市道路基準点』の主要道路上の距離に成ります。
『カーナビ』などでに『距離優先』で入力すると、『主要交差点』と『主要交差点』を結ぶ最短コースを選択しますこ。此れを幾つも組み合わせるから、山道だろうが砂利道だろうがあくまで優先するのは『最短距離!』
カーナビが出始めた頃、『天理市』から『佐久』まで帰って来るのに『国道25号線』を指示されました。まだ『名阪国道』も『名阪高速』も出来る以前の話で、ナビする通りに走って行ったら、周囲に車は居なくなるは民家は無くなるは……挙句『紀伊山脈』を横断する『山道』 薄暗い時間に成り、カーブ連続の砂利道で、所によってはガードレールも無い崖っぷち。それでも『国道25号線』の標識は在りました。
行きは『岡谷IC』~『天理』を高速優先で走ったから『小牧JC』『吹田JC』から『大阪』を抜け『天理』に入りましたが、帰りは高速代節約と思い『距離優先』でナビを入力したら行きの三倍は時間が掛かり、数倍は疲れました。
『カーナビ』が出る前は『日本全国ロード〇ップ』やら『マッ〇ル』などの分厚い道路地図を車に積んでいて、自分で地図を確認しながら走ったモノです。そのお陰か今でも『カーナビ』の表示は『ノースアップ』常に『北』が上に来ます。
晴れた昼間は影の出来る向きで、自分が西に向かっているとか南に向いて走ってるなんて解りますが、雨の日などどっちに向かっているか解らない時に重宝します。
『カーナビ』を『進行方向表示』にしている方で『中央高速・恵那山トンネル』を良く走る方、試しに『地図』で見てください。方向感覚がズレているのが解ると思いますります。
何の話だっけ?(私、話が脱線するの得意です)
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『陸奥の国』は『道の奥』とも呼ばれ、略して『みちのく』 其処を貫く街道が『奥州街道』です。
その『奥州街道』は江戸時代に整備された『五街道』の中でも最長の街道で、『江戸・日本橋』が起点である為、此方が『終点』に成ります。
という事は、此の辺りが当時の中心地(公官庁)だった訳です。
確かに現在でも『県庁』や『警察本部』などが建ち並び、海に面しては『アスパム』も聳えています。
シャッター通りじゃ無い『商店街』が活気を見せ、歓楽街も。
格安ホテルも近くに在って私ゃ好きです。此の辺り。