佐久穂町・大日向地区を訪れて目に入ったお寺、『龍興寺』
正式名称『曹洞宗 鳳来山 龍興寺』 天正19年(1590年)開山の古刹です。
佐久地域に大被害をもたらした『戌の満水』により流失し、その後現在地に再建されました。
先ずは案内を読んでみますと。
明治維新の頃のご住職。凄いんです。寺子屋として読み書きを教えたり、『秩父事件』の『困民党』を宿泊させたり。『華道』『書家』としても達人と来てます。
国策の『満州移民』に出国した『大日向』の人達。引き上げの際迫害を受け亡くなった方々を慰霊しています。
村を挙げて移民した後地に、他の人達が住み着いてしまったので元の場所に変える事も許されず、御代田町の山の中を開墾し『大日向』と名前を付けて其処に集落を造りました。
昨今の『イスラエル』と『パレスチナ難民』問題が何故か重なります。
池に立つお地蔵様は『水子地蔵』でしょうか。隣接して公会場や児童遊園地が見えます。
『仁王門』を潜り参道の石段の手前
お地蔵様の横、『多宝塔』が素敵。
鬼瓦のオブジェ風
石段脇はご住職でしょうか
蜂の巣 見っけ。
本堂の扉は閉ざされており、御本尊は拝めずでした。
駐車場をお借りして次の目的地は………次回です。