バス路線だった国道141号線は佐久市役所の西側を通る『現県道138号線』になりました。
此の道、歴史は古く、江戸時代には『佐久甲州街道』と呼ばれ、『信濃』と『甲州』を結ぶ重要な道でした。昔、佐久・千曲川東岸を南北に結ぶ主要道路は、此の佐久市役所西側を通る道しか在りませんでした。
佐久平駅の東を通る『バイパス』が国道認定を受け、『国道141号線バイパス』になると、保全・修復などを国が管理(お金を出す=国税)します。
佐久市役所の東を通る道路が『国道141号線』、一本の国道として認可されるのはバイパスを含め道路二本迄。新しい道が出来ると必然旧国道であっても県道に格下げせざるを得ません。
こーちゃんの子供の頃『野沢地区』から『浅間病院』や小諸方面に向かうにはこの『佐久甲州街道』を通ったものです。
某大手ドラッグストアの並びに、一本の桜の木が立っています。
こんもりと盛られた土塁は『塚』になっています。
きっと道路の舗装・拡幅の時、『一里塚』の在った場所に『石碑・石造』を集めたのでしょう。
『馬頭観音』が多く見られます。旅の安全を願い建てられたのでしょう。
ん?この右側の石像は何だ?
首を欠いた『牛』の様にも見える………『廃仏毀釈令』ってホント罪な法律ですね。