九度山

 

 和歌山市内のビジネスホテルで一泊して『アーリーチェックアウト』

 

 食事付きだと時間制限が掛かり、朝一のスタートが遅くなるから『素泊まり』がいつものパターンです。(夕飯は地元の名店を尋ねられるし。まっ居酒屋関係ですけど)

 

 朝5時にパーキングタワーから車を出庫して貰うのは、いささか気が引けますけど。

 

 一路東へと進路を取り向かうは『九度山・真田ミュージアム』

 

 到着予定時刻には開館していないのは重々承知の上で『九度山』へ。

 

 『九度山』には『大坂冬の陣』で敗退した『真田昌幸・幸村』が蟄居させられていた場所です。

 

 『紀ノ川』に流れ込む清流の近く、山間の地にその居住跡は在ります。

 

 現在は開発されて住宅地に囲まれ、更には色々な土産物屋さんまで。

 

 『真田の郷』の様な『牧家的風景』を想像していただけにチョット拍子抜けです。

 

 駐車場も開いていなかったので、空き地に停めてそそくさと『善名称院』通称『真田庵』へ。

 

 お寺だけあって24時間、開いててよかった。(拝観料徴収の神社仏閣は開門時間とか在るから………営業時間と表示すれば?)

 

 山門を潜ると『真田昌幸のお墓』が在ります。遠い異国の地で埋葬された場所として墓標が建っていますが、その後お墓は真田の地に移されています。

 

 尤も今日行く予定の『高野山・奥之院墓地』にも各国の有名戦国武将に混じってお墓が在るとか。

 

 『豊臣秀吉』や『伊達政宗』『武田信玄』『上杉謙信』なんぞのお墓が建ち並ぶのは、『釈迦』入滅後の56億7千万年後に『弥勒菩薩』が現れる時、悟りを開いた『空海』も甦るとされていて、其の時あわよくば一緒に甦りを期して、or近くで再来を拝む為。らしいのですけど………なんせ地球が誕生してから48億年とされる以上に長い時間が必要ですから何とも言えない壮大な話です。

 

 『善名称院』さんは割と小さなお寺です。と云うより『真田家住居跡』を寺院として保存している感じですかね。

 

 山門から始まる境内には『手水舎』『地蔵堂』『本堂』などの他『真田昌幸のお墓』も在ります。

 

 至る所に『真田六文銭』が翻り寺紋もやはり『六文銭』

 

 『昌幸』墓前に五円玉を六枚納めまして合掌。

 

 ホント周囲は普通の民家の建ち並ぶ中、真田の無念を感じる場所でした。

 

 近くに在る筈の『真田抜け穴』とかも観てみたかったんですけどなんせ車が気になってゆっくり見学できませんでした。次来る時は『真田ミュージアム』も行きたいな。何時になることやら。

 

 コンビニでコーヒーとパンを買いまして、イザ『高野山』