地方国道 三桁号線

 

 日本の主要都市を結ぶ国道が『国道一桁線』

 

 『国道一号線=東京~京都』 『国道二号線=京都~下関(正確には関門橋)』 『国道三号線=北九州(関門橋)~鹿児島』 『国道四号線=東京~青森』 『国道五号線=函館~札幌』『国道六号線=東京~岩沼!(何処?って思うでしょう。仙台の南に在る市で、此処で国道四号線と合流するんです)』 『国道七号線=青森~新潟』 『国道八号線=新潟~京都』 『国道九号線=京都~下関』 主要政令都市を結ぶ長い国道です。

 

 『国道11号線~』の『国道二桁線』はもっと細かく細分され、地方主要都市を結ぶ為の国道です。

 

 国税で建設・管理・修理され、『国道・旧道・バイパス』の三線までが同一番号の国道を名乗れます。

 

 そして『国道三桁線』 地方都市などを結ぶ道路に割り当てられる場合が多いです。

 

 『国道254号線』などは『東京文京区~長野県松本』を結ぶ道路で『川越街道』とも呼ばれています。

 

 山間部の交通量も少ない様な道路でも『国道三桁線』は在ります。

 

 住人にとって無くてはならない『生活道路』なのですが『越境』したり、『県道』や『市町村道』にすると『維持費(道路補修や除雪)』の捻出が難しい場合などに国が面倒を見る(国税です)道路に割り当てられたりします。

 

 その他、街が大きくなり新たな主要幹線道路を造ったけど、主だった番号は使われているので便宜上『三桁』になった道路です。中には『400番台』の道路なのに『片側二車線・右左折区分帯・歩道橋・夜間照明』などが完備された走り易い道路も在ります。

 

 『県・市町村』が建設した後に国が管理し『国道』になる道路を『格上げ』 逆に『国が建設し『県・市町村』などの自治体に譲渡される道路を『払下げ』(上から目線が嫌い)と云います。

 

 で今回、『上越~国道18号』はありきたりでつまらん思い、『柏崎~津南』を結ぶ『国道353号線』を選びました。

 

 ホントは『柏崎』で標識に『津南』の文字を見つけたから何の予備知識も無く走り出したんですけどネ。

 

 朝一には必ず『ガソリン満タン』にしてありますし、先ほどコンビニで買ったお茶もひと口飲んだだけ。行けばコンビニ位在るでしょ………これが甘かった。

 

 

 『国道八号線』渡って南へ南へ。只山中の『津南』を目指して南下します。

 

 こんな処に迄集落が在るのか?と思う位辺鄙な(失礼)場所にも生活が在ります。

 

 車を持ってる大人は良いけど子供は………過疎化の村では統合された学校に通う為、バス通学を余儀なくされます。自分の小遣いでアイスクリームを買うのも容易じゃない。

 

 なんてことを考えながらバイクを走らせていると『寺田の白藤』の案内が在りました。(チョット朽ちてる)

 

 →の方向に駆け上がると

 

 

 廃校でしょうか。石門の奥に校庭らしき広場が在り、奥には倒壊寸前の木造建築物、恐らく『分校跡』のでしょう。

 

 で見えている『白い花』のに近づくと

 

 

 此れ『ニセアカシア』って云わない?

 

 其れとも、もっと長く垂れさがるのかな?

 

 『白藤』は『足利フラワーパーク』で観た事あるけど、長く垂れさがった花房だった様な気がするんですけど。

 

 因みに『アカシア』とは別名『ミモザ』とも呼ばれる『タンポポのような黄色い花』です。

 

 『白藤』『ニセアカシア』『アカシア』『ミモザ』と検索してたらワケ解かんなくなってきちゃった。