『しなの鉄道・戸倉駅』には引き込み線が在り、車両保管所になっています。
『ろくもん』を始め、茶色基調の『しなの鉄道カラー・車両』や『ブルー系』以前は『台湾鉄道・タイアップカラー』の車両迄走っていましたが、『JR』から分離したため『屋根付き保管庫』ではありません。
国道からは見えないし、チョット分かり辛い場所の為『戸倉駅』からもよくよく観ないと気が付きません。
『戸倉キティパーク』からの帰り道、渋滞緩和の迂回路に迷い込み偶然見つけた秘密の場所です。
今回は『しなの鉄道』では無く『磯部地区』の神社です。

集落の外れに鳥居が立っていました。
扁額は無く、名前を知る手掛かりも在りません。
地域の『氏神様』かな。

石段を上ると、小振りのお社が建っていました。

建物は最近増設された物でしょう。隙間から見える本殿の『杮葺き屋根』はかなりの年月が経っていそう。本殿を風雨から護る為の建物のみ新調した感じです。
正直何の神様か不明です。
参拝を終え石段を下った所に在る建物………

小さな小さな土塀の建物。屋根も茅葺をトタンで覆っているみたいな感じ。
昭和初期まではこんな感じの『御堂』があちこちに在ったと思います。

御堂の中には『大日如来坐像』? を中心に数体の像が確認出来ます。
色の付いた花はプラスチック製の造花でしょうけど、その奥にはおそらく『木製の花細工』では?

御堂の裏手には、石囲い(ブロック)の中に『閻魔大王』『摩利支天』?『剥ぎ取り婆』が納められています。
近づいてよく見たいんですけど『剥ぎ取り婆』が居るって事は墓場=死者の世界を意味します。
あんまり関わらん方が良いかなと合掌して後にします。