『森・あんずの里』には幾つかの公営駐車場と、展望台が造られています。
車は全駐車場共通で一日¥200(お得)。しかも併設の展望台からの景観は中々です。
『あんずの花』は盛りが短い為、TVニュースなどで報道されたら『森』の道路は大渋滞します。
車は一方通行や居住者以外進入禁止としていますが、畑に繋がる『農道』にまで散策する人が溢れる始末です。

『上平展望台』から『メモリアルパーク』へと続く道の途中に一際大きな『あんずの樹』が在ります。
『景観木指定標識』がぶら下がっていますので、特別の『あんずの樹』みたいです。

『あんず』は果実を食用にしますんので、低木じゃないと収穫作業が大変!
昨今の『果樹園』は『ブドウ』も『りんご』も『サクランボ』まで作業効率を考えて皆低木に改良されています。
子供の頃、リンゴの木によじ登って、獲った(盗った?)りんごの味は格別でした。
『柿の木』の大木によじ登った時、近所のお婆ちゃんにものすごい勢いで怒られました。木から降りるとそのお婆ちゃん曰く「柿の枝は、太くても簡単に折れる事が在るから
決して登っちゃいけない。獲るなら『物干し竿』を使え」と諭してくれました。
昔の爺ちゃん婆ちゃんは厳しかったけど優しかった。きっと『りんご』の時も気が付いていたけど観て見ぬ振りをしていたのかも知れません。
その果樹園も今は住宅地に成っちゃいました。

この『あんずの樹』を見ていたら、そんな昔の事を思い出しました。