正法寺

 

 『この道を行けば どうなるものか 危ぶむことなかれ』

 

 我が心の師『アントニオ猪木さん』の好きな『道』という詩です。

 

 作者は『一休さん』こと『一休禅師』と云われていますが、実は『清沢哲夫さん』の作品です。

 

 バイクで走っていて、この先何が在るだろう?と思ったら『危ぶむなかれ』

 

 行き止まりだったらUターンすれば良いだけですから。

 

 『根々井』の湯川沿いを走っていて、普通なら絶対入り込まないような細い道に入った処、『お寺の大屋根』を発見。目指して走っていると『佐久市教育委員会』が設置した文化財の案内看板が目に留まりました。

 

 

 まっ、この手の堅苦しい文面は飛ばし読みする程度ですけど、『木曽義仲』の名前を発見。改めてじっくりと読んでみました。

 

 『根井氏?』

 

 『木曽義仲』は ♬ 朝日将軍 義仲も と県歌『信濃の国』にも歌われる武将。その四天王に数えられた猛者みたいです。

 

 広大な牧場を経営しており『馬術』に長けていたとか。当時の戦力で重要な鍵となっていたのが『騎馬』 馬を操りながら『槍術』を使いこなせるかで勝敗が決まります。

 

 鎌倉幕府制定の前ですので『槍・刀』が唯一の武器。

 

 負け=死ですので、勝ち続けなければ四天王には成れません。

 

 

 『正法寺』参道から観る『本堂・大屋根』がが実に気持ちいいです。

 

 

 門前には赤く塗られた『不動明王像』 文字が彫られているのですが判読不能でした。

 

 正式名称『真言宗智山派・天神山・正法寺』 真言密教の秘術により人々を苦悩から救ってくれます。

 

 

 本堂の『地蔵菩薩坐像』を拝ませて頂きます。

 

 『地蔵菩薩』は立像が多いんですけど『県宝』は座像。ワクワクしますね。

 

 

 本堂正面、向かって右側の大きな座像がそうかな?

 

 右手に『錫杖』を持っていますので『地蔵菩薩』らしいのですが。

 

 本堂は開け放たれているとはいえ、流石に勝手に上がりこむのはマズいでしょう。

 

 昨今の神社仏閣はセキュリティが万全ですからセンサーやカメラがある筈。無用なトラブルは避けたいですもん。

 

 

 賽銭箱の前には良いにおいの『香』が焚かれていました。

 

 ふと見ると『干支の切り絵』が風に吹かれて畳の上に散らばっていました。

 

 それを直す為、靴を脱いで畳に上がりましたけど監視カメラに写っていたかな。

 

 悪さしてないですからね。

 

 

 素敵な天井画を眺めているだけで心落ち着く空間です。

 

 まだまだ続きますが 次回です。