登別・地獄谷

 

 『登別温泉・石〇亭』へチェックインし、荷物を置いて『地獄谷』へ行ってみるかとなりまして、フロントで「タクシー呼んで下さい」 「どちら迄行かれます?」「地獄谷までなんですけど」「皆さん歩いて行かれます。どうしてもならば手配できますが、歩いても10分ですよ」「じゃ仕方ない。歩くか………」

 

 長野県民、普段よっぽど歩いてないみたいですね。

 

 何処へ行くにも自宅から車。『door  to  door』で車に乗り込んで、スーパーでも入り口に近い処へ停めたがる。

 

 健康の為にウォーキングする人も居ますけど、(私含めて)三日坊主が多いみたいですね。

 

 

 『登別温泉』には『赤鬼・青鬼』のモニュメントが多数存在します。

 

 町を挙げて『鬼=地獄』をアピールしているみたいです。

 

 『地獄谷』自体は日本各地の温泉に存在します。『火山性ガス』のお陰で草木が生えずかなり殺風景、硫黄の匂いが立ち込めていたり、黄色い硫黄や火山由来の白色が目立ち、とても心休まる風景とは言い難い場所です。(『渋温泉・地獄谷』は『野生の猿』が温泉に入る事で通名ですがそこまで地獄っぽく無いですけど)

 

 ロープウェイで見下ろす『大涌谷』なんか絶景だし、『別府・〇〇地獄』なんかは絶好の観光ポイントです。

 

 さてさて『登別温泉・地獄谷』は如何に。

 

 

 あちらこちらから『湯気』が立ち上り、さながら亡者が彷徨う地獄の様(見た事無いですけど)

 

 昭和の頃は、手摺や散策道も完備されておらず、自由に歩け廻れたそうです。酔っ払いが高温地域に落ちてから立ち入り規制が始まったとか。(リスクヘッジの時代です)

 

 

 雪の残る山肌をバックに地獄谷の中の地熱はかなり高そうです。

 

 

 そんな地獄谷を見下ろす高台に『観音様』が安置されていました。

 

 

 観音様に見えなくもないか。

 

 新しい『鉈作観音』も収められていました。 だから荒削りのままなのか。

 

 陽が落ちると途端に肌寒くなってきます。さて『温泉だ~』