日光・東照宮part2

 

 『五重塔』から先は『拝観料』が必要です。

 

 『表門』下の石段脇に『チケット販売ブース』のごとく『チケット自販機』が並んでいます。

 

 私の前が『中〇人グループ』で自販機の前で「%$#”&’#”<」と喋っているばかりで買い方が解らないのかな?

 

 たまたま隣の列が空いたので、中国人の肩を叩いて「こうやって買うんだよ。べらんめぃ」とばかりに1000札を入れ、ボタンを押して『チケット』とお釣りを取り出すと「&%$#”!”#’」  その言葉と表情は間違っても「謝謝」じゃ無かった。

 

 

 石段を上りながらふと思い出した。

 

 「人生とは 重荷を背負いて 坂道を行くがごとし 焦るべからず」

 

 

 『表門』手前に『もぎり』(今でも、もぎりって云うのかな)の方が待機。

 

 チケットの半券部分を、果物なんぞを『もぎり取る』様にちぎるから『もぎり?』

 

 チケットの不正使用を監視する為に考え出された方法ですけど、将来必ず『電子決済』に成るんだろうな。

 

 先日も久方ぶりにスマホ『suica』で改札を通ろうとしたら、いきなり赤いランプが点灯。三年近く使っていなかったから? ただ単にスマホの表裏を間違えただけでした。いや~恥ずかしいの何の。

 

 

 参道を進むと左手に見えてくるのが『左甚五郎』の『三猿』で有名な『神馬舎』です。

 

 早い話が『馬小屋』の欄間部分の彫刻に『猿の一生』が彫り込まれていて、幼年期に当たる三匹の子猿がいわゆる『見ざる・聞かざる・云わざる』

 

 此れは『人の悪い所は見ない・悪口を云わない・悪い評判を聞かない』だそうです。

 

 私は『秩父(知知夫)神社』の『元気三猿』『物事をよく見て・火との意見をよく聞いて・自分の意見を述べる』の方が好きかも。

 

 

 『神馬舎』だから当然以前は馬を飼っていた筈です。

 

 現在でも『白馬』を飼っている神社が存在しますが(塩竃神社)、中には『白馬の人形』を置いている処も見受けられます。その内ロボットになったりして。

 

 

 中は残念ながら何も無し。

 

 有名なのは『三猿』だけなのね。

 

 

 修学旅行の小学生が一生懸命説明文をノートに書き映していました。

 

 そうかまだ『スマホ』で『写真』に毒されていない子供達なんだ。

 

 いいよ。ゆっくり書き写しな。

 

 写真に撮っても、中身なんか見返す事も無いし、内容もすぐ忘れちゃうんだから。

 

 と思いながらシャッターを切りました。  続く。