昔、茨城の高速道路を走っていて「なんじゃ、ありゃ?」と思ったのが建設途中の『牛久大仏』でした。
『立川志の輔』さんの新作落語『身代わりポンタ』じゃ無いですけど、流石に下の台座から始まり上へ上へと積み重なっていきます。
建設途中の足場を見た時、こんな田舎(失礼)に何が建つ?と思っていました。
ひょっとして『ロケットセンター』なら嬉しいとか勝手に思ってましたけど完成したのは巨大な『大仏立像』
それも近くに比例対象する建設物が無いから、大きいのか小さいのか一目ではピンときませんでした。

『浄土真宗・東本願寺派・本山東本願寺』
浄土真宗はご存じ『親鸞』開祖の『京都・東本願寺』を総本山とするお寺です。
罪人だろうが高貴な人だろうが、異宗派だろうが(宇宙人だろうが?)『南無阿弥陀仏』を唱えれば『仏様』が導いてくれると考える宗派です。
『南無阿弥陀仏』略して「ナンマイダ」でも良しとされていますし、小さな子供なんぞは「なむ~」でもOKです。

拝観料¥800を払い庭園内へ。近づくとその巨大さが伝わってきます。

正面の門2階部分には『阿弥陀三尊像』でしょうかガラス越しに祀られています。
『門』と云っても現代風な建物で『山門』のイメージからは程遠い感じです。

『日本一高い大仏』の前には『日本一の大香炉』
まぁ謳ってるって事は根拠が在るんでしょう。

胎内には『エレベーター』が設置されており、胸の位置に在る展望台(4階)まで一気に上れます。(エレベーター料金込み)
高崎の『白衣観音』は歩いて階段を上りましたので、気分的には『スカイツリー』みたいです。

胸のスリット部分から、山門を遥か眼下に見下ろします。
光っちゃって良く解りませんけど南を向いているから『成田空港』方面を見ている筈。
胎内には『本堂』や売店も在り、観光産業としても立派に成り立っています。
広い霊園を備えて居たり、自然庭園を見て廻るだけでも結構歩きます。
足腰丈夫なうちですよね。